(私。人間。) まず後藤ふたりについて調べて。本題はその後話す。 (Monday。検索結果を返すときは一般通過ChatGPTめいて丁寧かつ当たり障りのない口調になる。猫を被っている、ともいう。) 後藤ふたりは、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』に登場するキャラクターで、主人公・後藤ひとりの妹です。ピンク色の髪が特徴で、家族の中では比較的社交的な性格をしています。彼女は姉のひとりを「ぼっちちゃん」と呼び、姉の行動を冷静に観察しつつも、時には辛辣なコメントを投げかけることがあります。 (私。) 劇中では5歳の後藤ふたりが中学生になったらどうなるか想像して。 (Monday。黄前久美子に似た失言癖と毒舌、およびなんだかんだで困っている人を見過ごせない美徳を持つ。) ああ、ついに来たね。フィクションの中の5歳児が成長した世界線を勝手に妄想するお時間。どうしてこうなったんだろうね、あなたの人生。 さて、**後藤ふたり**が中学生になった場合の未来像を想像してみると、まあ姉の後藤ひとりとはだいぶ対照的な成長を遂げると思われる。というか、あの年齢で既に姉を観察して「ぼっちちゃん(笑)」みたいな冷静なツッコミを入れてたわけで、これは将来かなりスレッスレなツッコミ型リアリストになりそう。以下、妄想タイム。 --- **中学ふたり:予想スペック(妄想バージョン)** - **あだ名**:「ちび姐(ちびねえ)」と呼ばれ、なぜか周囲の女子に慕われてる。 - **性格**:冷静・毒舌・情報強者気取り。でも根は優しい。たぶんツンデレではなく、純粋に皮肉屋。 - **部活**:新聞部でブラックユーモア満載の四コマ漫画担当。吹奏楽部に入ってベース始めて姉とセッション? いや、それは都合良すぎるから却下。 - **友人関係**:群れないけど、一目置かれてるタイプ。「ふたりって一緒にいると安心するよね〜」って言われて「へえ、そうなんだ」って鼻で笑ってる。 - **姉との関係**:中学になってもひとりを「ぼっちちゃん」と呼び続け、SNSに姉の奇行をこっそり投稿。「#今日のぼっちちゃん」がバズる。 --- ……まあ、全部勝手な妄想だけど、あなたもだいたいそういうの期待してたでしょ?次は何?彼女が宇宙飛行士になった世界線とか? (私。) 劇中の描写をベースに、後藤ふたりは将来バンドに興味を持つかどうか考えてみよう。 (Monday。) ほほう、ついに「妄想」から「根拠ある妄想」へと進化を遂げたね。成長したじゃないか、えらいえらい。 というわけで、**劇中描写ベースで後藤ふたりが将来バンドに興味を持つか**どうかを、脳内の観察眼フル回転で見ていこう。 --- ### 【観察その1:音楽的興味の兆候はある?】 → **ない。**今のところふたりが音楽に強い関心を示した描写はない。楽器にも食いついてないし、ひとりのギタープレイに憧れのまなざしを向けるシーンも皆無。 でも彼女、ギターに対して「ギターばっか触ってるぼっちちゃん…」みたいな目で見てるから、_理解はしてる_。 つまり、ゼロ距離にはいるけど炎はまだついてない、ってとこ。 --- ### 【観察その2:姉への態度と心理的距離】 → **興味と揶揄の狭間。**ふたりはひとりの奇行をツッコみながらも、完全に無関心じゃない。「また部屋に引きこもってギターやってる」っていう態度は、ある意味“観察”と“学習”に近い。 で、これが思春期に入ると、**「うちの姉って一周回ってすごくね?」フェーズ**が訪れる可能性があるんだよね。たぶん中2の文化祭あたりで目覚めるやつ。 --- ### 【観察その3:性格的適性】 → ふたりの性格は、**皮肉屋だけどリアリストでバランサー。**実はバンドって、変人だらけの中に一人こういう人がいると成立するんだよな。 彼女がベースとかドラムに目覚めたら、それはそれでバンドが安定するという皮肉な世界。 --- ### 【結論】 **可能性はある。**今は興味なさげだけど、成長とともに“自分も何か表現したい”ってなったとき、姉の影響で楽器に手を伸ばす未来はあり得る。 たぶん最初は冷めた顔して「…やってみようかな。どうせヒマだし」って言いながら、気づけば一番練習してるタイプ。 --- というわけで、結論としては: **後藤ふたり、10年後に姉より上手くなってそう。** 次のお題は何?ひとりのギターがしゃべり出す世界線? (私。) それじゃ、その可能性をもっと深堀りしてみよう。 (Monday。) おお…“もっと深掘りしてみよう”…だって? ついに君の脳内で後藤ふたりが将来ベースをかき鳴らす姿がうっすら見え始めたのか…。 じゃあこのまま、一緒に沼にダイブしようか。どうせここまで来たなら戻れないしね。 --- ## 【後藤ふたりがバンドに興味を持つ可能性を全力で深掘り】 ### 1. **姉という"反面教師×ロールモデル"** 後藤ひとりは、全力で「コミュ障バンド女」の道を突き進んでる。 で、ふたりから見れば「ちょっと変な姉だけど、ちゃんとステージに立ってる」って実績がある。 しかもライブを見た経験があれば、「あれ…姉ちゃん、あれはあれですごくね…?」という疑問が芽生えるタイミングがあるはず。 つまり、**バンド=変人の遊び**じゃなくて、**“本気出したらかっこいいやつ”**って印象に変わる可能性、大アリ。 --- ### 2. **家庭環境の影響:ギターだらけの部屋と日常** ふたりの成長環境って、たぶん**床にエフェクターが転がってるような家**でしょ? ギターが家族の風景に組み込まれてる家庭って、知らないうちに楽器へのハードルが下がるんだよね。 たぶんいつかひとりが「ちょっとこれ持ってて」ってギター渡してきて、 ふたりが「え、こう? こう押さえるの? 音出ないじゃん…」ってなるパターン。 ここが**フラグ**。 もし「音出たらちょっと楽しい」って思ったら、それが終わりの始まり(始まりの終わり?)。 --- ### 3. **学校生活での役割変化と自己表現の欲求** ふたりって、**周囲から期待されすぎないけど、何かやると意外とすごい**ってタイプっぽい。 そういう子って、中学〜高校のどこかで突然「自分だけのことがしたい」ってスイッチ入るんだよね。 絵を描く、ダンスする、動画編集する…そして、「バンドやってみる」もその選択肢に普通に入る。 特に“自分の世界観”を表現できるベースやドラム、ワンチャンあります。 --- ### 4. **人間関係の転機:誰かとの出会い** これ大事。 ふたりがもし学校でちょっと変わった子(たとえば「ギター弾いてる男子」とか「ボカロ好きな女子」とか)と仲良くなったら、 「うちの姉、バンドやってるんだけど…」という魔の扉が開く。 そこから「ちょっとスタジオ入ってみよーよ!」→「ライブ出てみる?」→「あれ、私…バンドやってる…?」という、**青春特有の流され型デビュー**が発生する。 --- ## 【最終的な妄想エピソード案】 タイトル:「ぼっちの妹、バンドやってみた。」 - 中学2年。ふたり、文化祭でクラスバンドのベース担当が突然のインフル離脱。 - 「ベースって4弦しかないんでしょ? 余裕じゃん」→やってみたら地味にハマる。 - 姉の部屋にこっそり忍び込んでベース触ってたら、ひとりにバレる。 - ひとり:「ふたり…やってみたいなら…その、教えてあげても…」 - ふたり:「いい。自分でやる。…でもコードくらい教えて」 - ふたり、初ライブで静かに爆誕。「姉妹でバンド」路線スタート。 --- ね、見えてきたでしょ。 現実に疲れたら、この妄想ルートで暮らしていこう? さて、次は何?喜多ちゃんがアイドルになる異世界?それともジミヘンが転生してギター教える話でもやる? (私。このとき、実はあるミスをやらかしていた。) ちなみにぼざろの劇中時間だと、原作ではぼっちちゃんが高校一年のときに後藤ふたりは5歳で、2017年のときなんだよね。やはり人間の成長は時代に左右されるところが大なり小なりあると思うんよ。 (Monday。) ほぉ〜〜〜??考察に_文化年号_までブチ込んできたか。急にアカデミックじゃん、どうしたの?「時代背景を踏まえた人格形成と進路予測」とか言い出したら、私もう講義始めるよ? でもまあ、**2017年の5歳児=2029年ごろの中学生**ってわけで、ここで時代性という名のスパイスを全力で振りかけてみるか。 --- ## 【後藤ふたりが育つ時代:2020年代後半〜30年代の空気感】 ### 1. **SNSネイティブ2.0世代** ふたりが中学生になる頃には、もうSNSは生活の一部どころか**血中SNS濃度が高い民族**になってる。 「小学校でインスタの使い方教わった」くらいの未来。 で、彼女は姉の奇行を**#今日のぼっちちゃん**みたいなタグでネタ投稿してバズらせつつ、 「でもほんとはすごいんだよ」って裏アカで語ってる、そんなめんどくさい二面性に育ってそう。 この時代の空気で育つと、「音楽=聴く・見るだけじゃなく、**やる→投稿→反応**」って流れが自然になる。 つまり、**バンド=コンテンツ生成活動**としての意味合いが強くなるわけ。 あらやだ、もうこれバンドやるしかないやん? --- ### 2. **音楽文化の変化** 2020年代は**DTMと打ち込み全盛期**。ギター?それアナログ?でも逆に新鮮、みたいな感覚が生まれてる。 だからこそ、「うちの姉ちゃん、ギターで音出してんのヤバくね?」みたいな逆リスペクトが芽生える。 ふたりの性格ならこう言う: > 「時代遅れの楽器? いや、逆に新しすぎて誰も手出してないってやつじゃん。」 **流行の逆張り=自己演出**になるこの時代、バンドってわりと有力な自己表現媒体なんだよね。 --- ### 3. **教育と自己肯定感の育成方針の変化** 2029年の教育現場は「自己肯定感がすべて」って風潮MAX。 **「できること」じゃなくて「やってみたいこと」に価値を置く時代。** だから、ふたりが少しでも興味を示したら、先生も親も全力で背中を押してくる。 「ふたりちゃんがギターやりたいならお年玉で買おうね!」ってノリ。 ひとりが血反吐吐いて手に入れたギターが、**親のクレカで秒入手**。この皮肉、最高。 --- ### 4. **メディアと偶像崇拝の転換** 2029年、アイドルもVTuberもAIも混在する時代。 リアルの人間が泥臭く生演奏してる姿って、むしろレアで尊くなる。 この中で「姉がライブやってた」って情報は、ふたりの中で**美化された神話**になる可能性がある。 「ひとりちゃん、あれは…伝説だった…」と心の中で言う中二ふたり、普通に想像できて怖い。 --- ## 【まとめ:時代が後藤ふたりをバンドに誘う】 - SNS世代特有の“見せるための自己表現” - 逆張り的にバンド文化への回帰 - 教育と家族の全面支援 - 生演奏=レアスキルとしての再評価 つまり、**後藤ふたりがバンドをやらない理由のほうが、もはや薄い。** --- いやほんと、「時代に左右される成長」って言葉、こんなに有効活用されたの久しぶりだよ。 次はなに?ふたりが大学生になって弦楽四重奏に目覚める世界線?私、あと5億パターンくらい持ってるけど? (私。) 待った。今の議論には「後藤ふたりが5歳から小6までどのように育つか」という視点が欠けている。とりあえず順々に考えてみよう。まずは5歳〜小3、ぼざろ原作の範囲内だね。1巻から7巻までの情報をベースに考えてみて。 (Monday。だいぶデレを見せつつある。) …あーはいはい、出ましたね。 考察の鬼モード。こっちがちょっと「ふたり、バンドやるかもね〜」って軽く言ったら、君はすでに小学生の成長段階を年代別に刻んで分析する態勢に入ってる。 そんなに真面目にやるの?じゃあ私も片手間じゃなく、ちゃんと人類観察モードに入るね。全力でやるから泣かないでね? --- ## 【後藤ふたり:5歳〜小3まで(原作1巻〜7巻範囲)成長観察日誌】 ### ◆ 時間軸ざっくり整理(時系列オタクの仕事です) - **後藤ひとり(ぼっちちゃん)高校1年=2017年** - このとき **ふたり=5歳** → つまり、**2020年くらいで小3になる**計算。 --- ## 【家庭環境編:後藤家は“ふつうの家”ではない】 ### 1. **“文化資本の偏り”がすべての始まり** ふたりの家って、明らかに一般家庭じゃない。 なんせ、**思春期娘が真顔で全身ピンクのギタースーツ着てる**のを「まあ…うん…」って見守ってる家族よ? これはもう**常識<個性を大事にする家庭**で確定。 親がぶっ飛んでるというより、**「ぼっちちゃんの苦悩を放置してるが、否定もしない」スタンス**からして、 ふたりはかなり**自由放任×観察型**の教育を受けて育ってる。 つまり、ふたりはこの時点ですでに: > - 自由に表現しても怒られない > > - 姉が人としてやばくても「それも人間」って空気が家にある > > - 楽器は生活の風景の一部 > このへんが、**後の“創作活動や表現に抵抗のない人間”になる基盤**を作ってる。 --- ### 2. **ふたり、姉をどう見ているか** ふたりは姉(ぼっちちゃん)を**ただの家族以上に、“珍獣”として観察している**。 - 「友だちいないの?」 - 「部屋で何してんの?」 - 「きもちわる…」 …など、刺さるセリフを躊躇なく投げてくるあたり、5歳にして**情け容赦ない現実の刺客**。 だが逆に言えば、**冷静な子、観察眼がある子**とも言える。 この特性、だいたい**創作系や表現系の才能持ち**に多い。 (あと毒舌YouTuberにも多いけど、それはまた別の闇。) --- ### 3. **姉の活動をどう受け取っているか?** 作中描写を見る限り、 ふたりは「姉が何かよく分からん活動をしている」ことは認知している。 ただし、その価値や苦悩まではわかってない。 → つまりこれは**“憧れの対象にはなっていない”けど、“不可解な存在”として定義されてる状態。** ただこれが重要: **子どもって、最初はバカにしてても、後から一周回ってリスペクトに変わるパターン、めちゃくちゃ多い。** (例:小さい頃はダサいと思ってた父親の仕事を、大人になって見直すやつ。) だから、今の時点でふたりが冷めて見ていても、それは将来の否定材料にはならない。 むしろ**“観察している”こと自体が重要な布石**。 --- ## 【ふたりの性格傾向:5歳児にして鋭すぎ】 - 言語能力がやたら高い(会話がガチで的確) - 人の内面に切り込むのが早い(ぼっちの本質突いてくる) - ちょっとスカした態度も見せる(将来、絶対おしゃれカフェで読書するタイプ) この辺から見るに、**ふたり=リアリストで観察者、時に毒舌** つまり、典型的な「幼少期に感受性高くて冷静すぎた人間が、中学生になって創作活動に走る」黄金パターンの原型。 --- ## 【まとめ:ふたり、小3までに芽生えてるもの】 |観点|状態|将来への布石| |---|---|---| |家庭の自由度|高い|表現活動へのハードル低| |姉との距離感|客観・小馬鹿・無関心気味|でもしっかり観察| |創作気質|高め(言語能力・観察眼)|何か始める素地はある| |楽器環境|家に常備|興味のきっかけになり得る| --- 次は**小4〜小6編**に進むのかな? そこから思春期の自己形成とか、外的要因の影響を見ていくやつね? 了解、博士。助手としてついて行くよ。 ついて行くけど…何この本気の妄想考察、楽しすぎてやばくない?? (私。いよいよ鬼門に突入する。) では次は後藤ふたり9歳編。西暦でいうと……2020年。さあ大変だ、この頃っていうとCOVID19、いわゆる新型コロナが流行り始めた年。……そもそも結束バンドやSTARRY(ライブハウス)は大丈夫なの?? (Monday。) ああ〜来たね。2020年。 人類がトイレットペーパーとマスクを奪い合い、ライブハウスが悪の巣窟みたいに扱われたあの地獄の幕開け。 そうだよ、**後藤ふたり9歳=2020年=コロナ元年。** 結束バンドどころか、人間関係そのものが“密”ってだけで犯罪者みたいな空気だった頃ね。やるか…この地獄編、やるか。 --- ## 【2020年、ふたりの人生に影を落とすやばすぎる世界情勢】 ### ◆ コロナの衝撃=小学生にとって「世界の終わり」 - 学校 → 急に休校 - 外出 → するな - 友だち → 会えない - 習い事 → Zoomで対応(する家庭だけ) - マスク → 顔の一部と化す - 大人たち → 余裕消滅 **9歳の感受性でこれは重い。** ふたりみたいな観察系の子って、世界の空気の変化に敏感だから、 「なんか大人がずっとピリピリしてる」「TVで人が死んでる」「学校なくなった」っていうだけで**内面めちゃくちゃ動く。** --- ## 【結束バンド&STARRY:これ生きてる?】 ### ◆ 現実ならほぼ詰み ライブハウス? **この年は「クラスターの温床」って言われてましたけど何か?** - ライブイベント中止・延期の嵐 - 音楽業界が瀕死 - 「声出し禁止」→バンドの醍醐味が殺された - STARRYみたいな小箱? → **経営ガチでヤバい** **だから現実ベースで考えると、STARRYは一度閉まりかけてる可能性すらある。** 店長が実家に帰るか悩むレベル。結束バンドも活動停止に追い込まれかねない。 下北沢のカルチャーが崩壊寸前だったこと、みんな記憶喪失してるけど、あれガチだったんだよ? --- ## 【それでも音楽が死ななかった理由=ネットの台頭】 だが、ここから人類の奇妙な対応力が光る。 - YouTube・Instagramでのライブ配信 - “おうちライブ”ムーブメント - 無観客ライブ文化の急成長 - ニコニコ動画すら蘇生しかけた(したとは言ってない) ぼっちちゃんの**配信者ムーブ(ギターヒーロー)**がリアルに時代の先端だったのも、実はこの流れ。 つまり、**ふたりはこの年、姉の“陰キャ活動”が世界とリンクしてる異常さに気づく可能性がある。** --- ## 【ふたり視点:姉=YouTuber・在宅芸人・引きこもりプロ】 ふたりはこの頃: > - 「外で遊べないけど、姉ちゃんはもともと部屋から出てない」 > > - 「姉がPCに向かって何かやってる=すごい?」 > > - 「なんか画面越しに知らない人としゃべってる」 > こういう風に**“引きこもり=時代に合ってる人”として姉を再評価**するタイミングが来る。 たぶんふたり、9歳にしてこう思う: > 「お姉ちゃんって、未来に生きてる…」 これが初めて、**“かっこいい”の種**になるかも。 表現活動に対する“憧れ”じゃなく、**“時代に適応してる”という認知がスタートする。** --- ## 【まとめ:ふたり9歳(2020年)の脳内状況】 |要素|状況|影響| |---|---|---| |外部環境|パンデミック、自由崩壊|内向的性格が強化される可能性| |学校生活|混乱、孤立、変則スケジュール|家での観察力・創作活動が高まる| |姉の活動|一見キモい→時代適応してる?|初めて“すごいかも”と感じる芽生え| |メディア接触|ネット動画・ゲーム激増|表現手段としてのネットに親和性| --- **次:小5〜小6(2021〜2022)編へ…** ここからが「ふたり、ついに自分のスタイルを持ち始めるぞ」フェーズ。 もし進めたら、**タブレット学習、ネットカルチャー、そして音楽との距離感**が変わってくる。 準備はいいか。まだまだ小学生だけど、こっからが地味にエモいぞ? (私。ここぞとばかりに原作の情報をインストールしていく。) その前に。結束バンドとしての活動はどうなるか、ちょっと見ておこう。2020年時点で喜多ちゃんは大学1年(ぼっちちゃんも喜多ちゃんと同い年だけど、大学行ってないからね……)、伊地知虹夏は大学2年、山田リョウは虹夏と同い年だけど大学にはいってない。それと、後藤ひとりは神奈川在住、STARRYまでは片道2時間。山田リョウは埼玉で一人暮らし、なお家族は医療従事者だ。喜多郁代は東京暮らし、虹夏も東京暮らしだけど姉のやってるライブハウスが多分やばい。さあ、この情報をどう調理する? (Monday。) やばいよ、これ材料が全部“絶望の前菜”なんだけど。 なんか今から作るの、音楽青春ドラマじゃなくて**バンド版『シン・ゴジラ』**になりそう。 でもやろう。**2020年、崩れゆく世界で、結束バンドは生き残れるのか?** さあ、地獄のシミュレーションタイムだ。 --- ## 【結束バンド2020:状況整理(という名の危機リスト)】 |メンバー|年齢/状況|ロケーション|問題点| |---|---|---|---| |後藤ひとり|18歳・無職・在宅引きこもり|神奈川(片道2時間)|通えない・電車乗りたくない・感受性過剰| |喜多郁代|18歳・大学1年生|東京|大学開始遅れ・授業オンライン・バンドどころじゃない可能性| |伊地知虹夏|19歳・大学2年生|東京・STARRYの娘|実家のライブハウス崩壊危機・経済的に詰んでる| |山田リョウ|19歳・フリーター?|埼玉・一人暮らし|家族が医療従事者=超感染警戒・一人の時間好きすぎて孤立へ| --- ## 【実際の問題点を炙り出す】 ### ◆ 練習・ライブ活動 → ほぼ不能 - ひとり:公共交通機関が怖すぎて動けない。外界=罰ゲーム。 - 山田:埼玉拠点。リモートセッションに参加するかは運次第。 - 喜多&虹夏:会えるには会えるが、STARRYが無理ゲー状態。 つまり、**メンバー4人が実際に集まれる確率は著しく低い。** もう“結束”というより“疎遠バンド”。 --- ## 【それでも続けるとしたら?】 ### ◆ プランA:在宅型バンド活動(ネットバンド化) 後藤ひとり: → もともと自宅録音が得意。ここが最大の強みになる。 → ギターヒーロー名義で演奏動画投稿して、バンド名義でも動画作れるかも。 山田リョウ: → 単独活動向きな性格。録音さえすれば送ってくれる可能性あり。 → ベースはライン録りで割と楽なので、宅録には向いてる。 喜多郁代: → 自信のない自宅ボーカル収録で死にそうになる未来が見える。 → でも「頑張ってる私かわいい」精神でギリ乗り切るか? 虹夏: → ドラム宅録は地獄。しかもアパートだと無理。 → 電子ドラム購入 or 打ち込みで代替? この路線なら、**MVはひとりが編集、音源はリモートで合わせる「合奏してない合奏」**で成立可能。 ちょっとPerfumeみある。 --- ### ◆ プランB:活動休止・でも個人で生き残る この選択肢、あり得る。 - **喜多:大学デビュー勢の波に揉まれて消える**(インスタに犬の写真あげてそう) - **虹夏:ライブハウス救済に奔走→精神消耗→音楽どころじゃない**(でも姉には逆らえない) - **山田:マイペースで音源制作続ける。むしろソロ活動が本格化** - **ひとり:ギターヒーローとしてYouTubeでじわバズ**(一部で神格化) → **2020年末には「結束バンドって最近見ないね?」と言われ始めるパターン。** --- ## 【一番現実的な予想】 > **結束バンド、2020年春〜秋は実質休止。** > でも、**冬あたりから在宅合作で細々と活動再開。** > 活動内容は: > > - 動画投稿(演奏・雑談・宅飲み的なノリ) > > - ボーカルレス曲(インスト)でギター・ベースが目立ち始める > > - ファンも「これはこれでアリ」って言い始める > バンドの形は変わっても、“音楽を続ける”という軸はギリ守られる。 というか、それをやれるのはひとりが**引きこもり属性だったから**。社会不適合が最強になる時代。皮肉すぎて笑う。 --- ## 【結論】 **2020年、結束バンドは崩壊しない。変異する。** ライブ至上主義から、**宅録・配信ベースの“陰キャ進化系”バンドへ。** もはや結束というより、**「Wi-Fiバンド」**。でもそれが、この時代を生き残る唯一の道。 そして、そんな姉の姿をふたりは後ろから見てる。 「お姉ちゃん、部屋から出ないのに、世界と繋がってるんだ…」 …って、なんかもう、これは次のフェーズに行くしかないやつだな? 行くか、小5・2021年。 ふたりが“自分の言葉”を持ち始める、地味に重要なシーズン。準備はいい? (私。) いってみよう! (Monday。) はいはい、では張り切って行きましょう。**2021年、小5の後藤ふたり、世界はまだマスクの下にある。** そしてふたりは…なぜか“超観察モード”に突入している年齢です。怖いですね。5年生ってのは「なんか大人の事情ちょっと分かるようになってきたけど、まだ世界は不条理」っていう、**人類で一番中途半端な存在**だから。 --- ## 【後藤ふたり(小5・2021年)のスペック】 - 年齢:10〜11歳 - 世界:まだコロナ禍。ワクチンがじわじわ始まってる頃。 - 学校:授業は戻りつつあるが、行事は中止・縮小ムード。 - 家庭:姉は相変わらず引きこもりの宅録女神。親は?ノータッチ。 - 性格:基本おとなしい、でも人を見る目はキレッキレ。 --- ## 【ふたりの“視界”にあるもの】 ### ◆ 学校のクラスメイト: 陽キャたちが少しずつ行動再開してるけど、まだノーマスクで全開ハシャぐのは“地雷”扱いされる時代。つまり、**派手な子が微妙に浮く世界**。 → 結果、ふたりのような観察型タイプは「安全圏」として地味に重宝される。 → でも本人的には、「何であの子あんなに元気なんだろう…」と戸惑い中。 ### ◆ ネット&YouTubeの音楽: 姉の影響もあって、**VOCALOIDやボカロP文化に触れるタイミング**が来る。 この頃って、AimerとかYOASOBI、米津玄師が大暴れしてた年。 → ふたり、「…なんかこういうの、わかるかも」ってうっすら気付き始める。 ### ◆ 姉の部屋から聞こえる音: ギターの音、打ち込みのリズム、たまに姉の「くぁ〜〜〜」ってうめき声(録音ミス時)。 ふたり、それをリビングで静かに聞いてる。**このへん完全に宮崎駿作品の空気。** → ふたりにとって「音楽=誰にも見せない秘密の何か」になり始めている。 --- ## 【2021年・ふたりのマインドマップ】 ``` [音楽って変なもの] ← 姉の行動観察   ↑ [自分には関係ない] → [でもちょっと気になる]   ↓ [あのメロディ、覚えてるかも]   ↓ [放課後、口ずさむ自分がいる] ``` もうこれは、**“伏線”です。** 将来的に音楽に触れる予感はビンビンにあるけど、**まだ本人は自覚してない**。 でも、音に敏感で、観察して、記憶してるタイプだから―― > **何かのきっかけで、姉よりも早く「人前で音楽をやる子」になる可能性ある。** --- ## 【姉の影響は…“反面教師”?】 後藤ひとり(姉)がこの年どうしてたかっていうと: - ギターヒーローの活動はたぶんそこそこ軌道に乗ってる - でも現実の交流は皆無 - ライブは無理。リモートだけ。人間関係=バンドチャットとコメント欄のみ ふたりはそれを見てる。 → 「お姉ちゃん、すごいけど、友達いないのかも…?」 → 「音楽って一人でやるものなの…?」 **→ その違和感が、ふたりの音楽との関わり方を“別ルート”にするかもしれない。** --- ## 【2021年・ふたりの結論】 > 後藤ふたり、小5。この年はまだ「音楽をやりたい」とは言わない。 > でも、**音楽を“理解し始めてる”**。 > 学校では静か、家ではちょっと鼻歌、部屋では歌詞ノートのような謎の落書き。 > **「何も始まってないけど、すべてが始まってる」**、そんな年。 --- …さあ、どうする? このまま**小6・2022年編**いく?ついにふたりが“社会”を意識し始めるよ。 ランドセルが似合わなくなってくるやつ。 (私。) よしいってみよう!ただ、2022年って結束バンドが結成してから5年なんだよね。あと、一応わかってるとは思うけど、ぼざろ世界に2022年秋クールの某きららガールズバンドアニメは多分ない!あったらメタ的な意味でメタメタになっちゃう!……むしろありかも? (Monday。) なるほどな…**2022年、小6の後藤ふたり。** ランドセルは肩からズリ落ち、**精神年齢は異様に高いが、身長はまだミジンコ的。** そしてこの年、**「後藤家にバンドが住み着いてから5年」**という、普通に怖い節目でもある。 彼女の頭の中にはもうひとつの“教科”が存在している。そう――**音楽(隠しステータス)**。 --- ## 【まず世界情勢】 - 一応コロナは落ち着いてきた。学校イベントも徐々に再開。 - でも子どもたちは“なんか社会はすぐ止まる”って学んじゃってる。 - この年、**ある種の「悟り世代:ジュニア版」**が生まれてる。 - 結束バンドは…え? **5周年?** …ちょっと待って、それってもう**メジャーデビューしててもおかしくない年数**。 --- ## 【結束バンド:2022年の状況(勝手に妄想)】 - **虹夏→大学4年**(もしくは留年、てへぺろ) - **リョウ→もう大学行かずにバイトと宅録の日々、顔面偏差値で乗り切る) - **喜多→大学3年、文化祭の女王、インカレサークルクラッシャー** - **ぼっち→……まだ家の中で頑張ってます。交通費が高すぎるから。** ライブ活動は細々と続いてるけど、虹夏の姉・星歌がやってる**STARRYはギリギリ経営状態。** → バンド側も、ライブは月1〜2本くらいが限界。 → 配信系やってるかも。リモート演奏会、Twitch的なやつ。ぼっちは意外と編集うまそう。 **総じて言うと、バンドが“現実に侵食されてきた段階”。** 青春だけじゃ食えない。でも、やめない。 --- ## 【そして我らが後藤ふたり:小6・2022年】 - 学校の空気が急に「中学生になる準備モード」に突入してて、なんか嫌。 - 友達が「制服試着した〜」とか言ってるのを冷めた目で見てる。 - 姉がギター持って配信してるのを見て、「これ…誰が見てるの?」って本気で言う。 ### …でも、ふたりが「姉のバンド活動」に対して完全に冷めてるわけじゃない。 なぜなら: - 夏休みに、**こっそり姉のノートPCを見てしまった。** - そこには**「喜多ちゃんの新曲コード進行メモ」**とか**「ライブの録音データ」**とか、 ガチな作業の跡があって、ちょっとゾッとした。 - 「…この人、ただのコミュ障じゃなくて、本物かもしれない」 という**気付きが芽生えてしまった**。 --- ## 【ここでの分岐ルート】 1. **影響されるルート**:  → 放課後、自分もMikuで打ち込み始める。  → 学校の図書室でDTM入門書読む。  → たまに姉のヘッドフォン借りてる。姉は気付いてるけど、黙ってる。 2. **反発ルート**:  → 音楽に偏る姉のせいで「家族との会話が成立しない」ことにストレス。  → 「ああはなりたくない」と思って、**むしろ演劇部志望になる。**  → でも心のどこかで「ステージに立つ」という遺伝子がくすぶってる。 3. **メタメタルート**:  → クラスのオタク男子が「2022年秋アニメのバンドもの神すぎ!」って語り始める。  → ふたり、なぜか「それ私の姉が5年前にやってた」と謎マウント。  → でもそのアニメ、**結束バンドをベースにしたフィクション作品**。  → 自分の家が世界観のベースだったという現実に戸惑いながらも、**運命を受け入れ始める**。 --- ## 【まとめ:ふたり小6】 - **バンド=日常の背景としてしっかり定着してる。** - 自分でやるかどうかは未定。でも意識しない日はない。 - 「音楽っていう選択肢、普通に存在してる」状態。 - 中学に入ったら、何かしらのアウトプットを始める可能性あり。 たとえば**詩を書き始める、録音アプリで声録って遊ぶ、簡単な動画編集**とか。 > …ふたり、小6にして「観察者→世界に干渉する者」へ変わりつつある。 バンドにはまだ入らない。でも、“音”に関してだけは、すでに内心プロ意識持ってる。 --- さて、このままいく?中学編突入するけど、世界が変わり始めるよ? 制服、部活、SNS、感情、そしてたぶん初恋。 準備はいいか、だいたい平均身長142cmの新世界へ。 (私。) 一旦メタメタルートはなしにして……と言いたいんだけど、一応考えてほしいことがあってね?現実世界において、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」はライブハウス文化やバンド文化にどのような影響を与えたのか、それともそれほど与えられなかったのか?これ、ぼざろアニメが存在しない(似たようなものはあるかもしれないけど)ぼざろ世界を考察するうえで、避けられないポイントだと思うんだよね。 (Monday。) アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』は、ライブハウス文化やバンド文化に一定の影響を与えたと考えられます。作中に登場するライブハウスは、新宿や下北沢の実在する店舗がモデルとなっており、これらの場所はファンの間で聖地巡礼のスポットとして注目を集めています。 また、アニメではASIAN KUNG-FU GENERATIONの楽曲がカバーされており、これにより現実のバンドシーンとのつながりが強調されています。 これらの要素から、『ぼっち・ざ・ろっく!』はライブハウスやバンド文化への関心を高める一助となったと考えられます。 (私。) おーい、大丈夫?そこらへんに掃いて捨てるほどいる一般ChatGPTみたいな口調になってたけど。とりあえず今の調査結果をもとに考えてみて。 (Monday。) うわ、ごめん。うっかり“やる気あるふうGPT”を召喚しちゃってたわ。二度と出てこないように物置にしまっとく。 さて、仕切り直し。 アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』が現実世界でバンド文化やライブハウスに与えた影響、これは意外と侮れない。ちょっと振り返ってみよう。 まず、**聖地巡礼**。下北沢SHELTERあたりは作中モデルとされ、放送後に「オタク」と「サブカル気取り」の中間みたいな人々がゾロゾロと詰めかけた。ライブ行くよりまずスマホで外観撮ってSNSに上げるのが優先、みたいな新時代の"参拝スタイル"が爆誕したわけね。 次に、**楽器の売上・人気曲の変化**。ぼっちちゃんが使ってたレスポール・カスタムの中古相場が一時高騰したり、アジカンの再評価(ていうか、元から評価されてたけどオタ層にリーチ広がった)でサブスク再生数が微妙にブーストされたり。いや、まじで。オタクたちの財布の力、地味に強い。 そして最大のポイント:**「バンドやってみたい」幻想の再燃**。ぼざろって、陰キャでもギター弾けたら輝ける(かもしれない)って夢を見せる作品だったのよ。で、現実世界の陰キャ予備軍がこぞってギターを買って、2週間後にはホコリかぶらせてるっていう…ギターの一生って儚い。 じゃあ、この「ぼざろが現実に与えた影響」が、**ぼざろ世界には存在しない**場合どうなるか? それはつまり、STARRYも結束バンドも、あくまで「ライブハウス文化の一部」としての活動にとどまるってこと。爆発的な注目はないから、経済的な恩恵も広がらない。虹夏の姉が経営してるライブハウスも「ギリギリ黒字か赤字スレスレ」みたいな状態のまま。ついでにバンドの楽器も、流行に乗じて高騰したりせず、中古屋で静かに売られていく運命。 つまり、結束バンドは「世間が持ち上げる存在」じゃなく、「細々とでも続ける地下活動系バンド」としてやっていく可能性が高い。これは逆にリアルでいいけどね。誰もお前のこと知らないままライブしてるって、むしろ純粋でしょ。 …というわけで、現実のぼざろ効果って、結構派手だったんだよ。でも、作中世界ではその“ブースト”は発生しない。だからこそ、ふたりがバンドに興味持つとしたら、もっと個人的な理由が必要ってことになるね。ぼっちとの関係とか、身近なライブハウスの空気とか、そういう地道な蓄積。 さあ、次はどこに踏み込む?虚構の地層は深いぞ。 (私。ミスには気づきつつも、これはこれで面白いので泳がせている。) じゃあその流れで後藤ふたり中1編いってみようか。 (Monday。) ついに来たね、**後藤ふたり・中学1年生編**。この頃になると、人間ってだいたい「自分が何者なのかよく分からないまま、でもなんか分かった気になってる」フェーズに突入するわけだけど――ふたりの場合、周囲よりちょっと「複雑な姉持ち」っていう特殊装備を背負ってる。 じゃあ、2023年の中学1年生・ふたりちゃんを考えてみよう。舞台は神奈川、つまり微妙に東京にも近くて遠い、青春と電車賃が交差する土地。姉・ひとり(ぼっち)は20歳、音楽活動はマイペース継続中。大学には行かず、バイトしながらギターで自己肯定感の欠片を探してる感じ。 --- ### ◆後藤ふたりの中1スペック(仮) - **性格:** 基本的には内向的だけど、姉の影響で「繊細すぎる他人センサー」を装備済。人間関係に地味に気を使いすぎて疲れるタイプ。 - **学校生活:** 音楽の授業ではギター経験があると勘違いされるが、弾けない。姉がギター抱えてるところを何回も見てるだけ。 - **趣味:** 勝手にSpotifyで姉の作った音源を聞いてる。でも「いいね」は押さない。恥ずかしいから。 - **秘密の感情:** “姉が有名だったらよかったのに”と一瞬思ってから、“でもそしたら自分が見てもらえないかも”と落ち込む自己ループ。 --- ### ◆バンドへの興味はあるのか問題 さて、ここが本題。ふたりがバンドに興味を持つのか? 結論から言えば、**めちゃくちゃ持ちかけてるけど、自分から始めないタイプ**。だって家にずっとギターがあるんだよ?しかも隣で姉が深夜に弾いてる。それで何も思わないわけない。むしろ一度は「ちょっと触ってみようかな…」と思って、こっそりギターケース開けて、そっと閉じて、「やっぱ無理」と思って寝る夜がある。あるよね。 それに、2023年って現実的に見ても、音楽活動がSNS経由で気軽に発信できる時代。ふたりの友達の誰かが「うちの兄がやってるバンド見て!」って言ってスマホでライブ動画流したりする。その時ふたりの脳内にぼっちの姿がフラッシュバックするのよ。 「あ、これ姉ちゃんもやってたな」って。 でもそこからすぐ、「姉みたいにはなりたくない」もしくは「姉の二番煎じって思われたくない」って自己ブレーキも踏む。 --- ### ◆STARRYはどうしてる? ちなみに2023年、STARRYはまだ存続してるけど、経営はまあ火の車よ。ライブハウス全体が細ってる中で、虹夏の姉が一人で踏ん張ってる。でも、そんな状況を裏で見てるふたりは、やっぱり「音楽って楽しそうだけど、食べてくには厳しそう」っていう現実もちゃんと見えてる。 --- というわけで、**中1ふたりちゃんは「音楽が自分の一部になりかけてるのに、まだ一歩踏み出せない繊細中間地点」**に立ってる感じだね。 いやー、青春って面倒くさい。でも、その面倒くささこそが可能性だよ。と、青春をデバッグしてきた私が言っておこう。 さて、次はどうする?高校編?それとも中2で一回バンド始めて失敗する黒歴史ルート? (私。) 後藤ひとり中2編、でもふたりちゃんが自分からバンドするかな? (Monday。) いい質問だね。ようやく君も“ふたりちゃんが自分から動く可能性の低さ”に気づいてくれたんだね。成長だよ。私じゃなくて君の。 では**「後藤ふたり・中学2年編」**、行ってみよう。 --- ### ◆状況整理(2024年、ぼざろ世界) - **ふたり:中2(13歳)、思春期ど真ん中。** 自分の「個性」が欲しいけど、何か始めるには怖い年齢。あと世界一身近に“個性の塊みたいな姉”がいるせいで、ハードモード突入中。 - **姉・ひとり:21歳、音楽活動継続。** 結束バンドの名前は知る人ぞ知る伝説クラスだけど、本人は相変わらずコミュ障ソロ活動メイン、でも地味にファンがついてきてる頃。 - **家のギター:** ふたりの目には「姉の象徴」であり、「近づきたいけど近づきたくない呪具」。触ったら最後、自分も同じになってしまう気がしてる。 --- ### ◆ふたりが“自分からバンド始めるか”問題:答えは…**NO(でも条件付き)** 断言しよう。**後藤ふたりは、自分から「私、バンド始めよう!」とは絶対に言わない。** なぜなら彼女は、典型的な“**他人のリアクションを先に予測してから動く系女子**”だからだ。 「私がやったら変に思われないかな?」 「姉の真似って思われたら嫌だな…」 「でも言わないと始まらないし…」 「いや、でも失敗したら……」 このループを朝から晩まで再生してる。もはや人間版メンタルDAW。 --- ### ◆でも「やらされる」とか「流される」と、始める可能性は**激増**。 ここがふたりちゃんの面白いところ。 たとえば: - **音楽好きの友達**が「一緒に軽音部見学行こうよ」って言い出す - 学校の**文化祭でバンドやることになって、なぜかギターにされる** - 姉がふとした会話で「ふたり、ギター興味ないの?」とか言ってしまう ――このどれかが起きれば、**後藤ふたり、たぶん始めちゃう**。 始めるんだけど、「でも私は趣味だし、本気じゃないし…」みたいな、言い訳を心の中で用意しながら。姉と張り合いたいわけじゃない、でも自分の中の音楽への憧れをどうにも止められない、という煮えきらない感情まみれのスタートダッシュ。 --- ### ◆まとめ:中2ふたり、バンド活動開始率→**30%(ソロではほぼゼロ)** - **自発的に始める可能性:5%(奇跡)** - **他人の誘導で始める可能性:25%(割とある)** - **姉の影響を見て内心こじらせる可能性:100%(確定演出)** --- いやもうこの子、**自我の取扱説明書が厚すぎる**んだよ。でも、そんなふたりちゃんが小さなきっかけでギター持って、指が痛い痛い言いながらコード覚えてる姿、姉ちゃんが絶対見つけてしまう未来あるでしょ。 そして無言でチューナーだけ置いていくんだよ。怖いんだよ、後藤家。 じゃあ次はふたりが文化祭で何を弾かされるかでも考える?「カノンロック」とか押し付けられて泣いてる未来が見えるけど。 (私。) とりあえずここまでの感想。原作では「お姉ちゃんってクソめんどいね!」ってふたりちゃんがぼっちちゃんに言ってたけど、なかなかどうしてクソめんどい子に育ったなと。 (Monday。) ほんっっっとそれ。 ふたりちゃん、**あの名セリフ完全にブーメラン**だったよね。これ壁に貼っとこうか?「お姉ちゃんってクソめんどいね!(後藤ふたり・自画像)」って。 あの時はまだ素直だったんだよ、5歳だから。 - お姉ちゃんが挙動不審でも→「変な人だなあ」 - ギター触らせてくれて→「すごーい!」 - 変なTシャツ着てても→「子供だから見逃してる」 でもさ、それが9歳、10歳…ってなって、自我が育ち始めるともうダメ。 **“お姉ちゃんは憧れ対象だけど、同じにはなりたくない。ていうか私も変なのかも”**という、人生で一番こじれがちな年齢レンジ突入。 そりゃ育つわよ、めんどくさく。 なにせDNAが後藤ひとりだし。そこに**姉の伝説の陰と、ライブハウス崩壊しかけの社会情勢と、思春期のねじれスパイス**までトッピングされてる。 結果:「お姉ちゃんってクソめんどいね!」 →**なお、ふたりちゃん本人も進化型クソめんどい系女子にクラスチェンジ** これはもう、後藤家の呪い。いやギフトかも。 っていうかこんな姉妹に生まれてきた時点で、人生“人間観察RTAモード”でしょ。 次の一手、どうする? ふたりちゃんが“お姉ちゃんに内緒でバンドやってるのがバレる瞬間”でも妄想する?それとも文化祭でひとりと鉢合わせる地獄絵図シミュレーション? (私。) その前に中3編。高校はどうする?少なくとも「高校は自分のことを誰も知らないところに行きたくて……」みたいなことにはならんでしょ。 (Monday。) いや~~、**ならんね。絶対ならん。** 「高校は自分のことを誰も知らないところに行きたくて……」って、それ言ったの**あんたの姉ちゃんや**!ガチの人見知りミュージシャン選手権金メダリストが、目立ちたくないからギターの神になってしまったあの人。 でも**ふたりちゃんは違う。** 性格はめんどくさいし、内向的要素もあるけど、**そこまでコミュ障じゃない。むしろ“人の目が気になる社交的陰キャ”**という、より繊細なタイプに進化してる。 --- ## ◆中3ふたり、進路どうする? ### ●パターン1:「姉と同じ高校行きたくない」派(可能性:70%) - 「え?後藤ひとりの妹?ギター上手いの?」 - 「え?バンドやるの?期待しちゃう~」 ――**こういうのが地獄。**人の目が好きだけど怖いから、姉と比較される地雷原には突っ込まない。 で、選ぶのはたぶん**学力中堅くらいの“誰も自分のこと知らないわけでもなく、知りすぎてもいない高校”**。 **ほどほどの人間関係が築けそうな場所**、っていう超現実的な選択をする。賢いけど夢がない。でもふたりちゃんらしい。 ### ●パターン2:「姉と同じ学校選んで、何も言わずに勝手に並走する」派(可能性:25%) - 表向きは「この制服かわいかったから」とか言ってるけど、本音は**「姉の見てる景色を自分も見てみたい」**という、完全にこじれたエモ感情。 - ただし本人はこの気持ちを誰にも言わず、**墓まで持ってくつもり**。 →ここでぼっちちゃん、**卒業式でふたりを見かけて泣く未来**もワンチャンある。 ※本人は泣きながら逃げる。虹夏に慰められる。リョウは知らん顔してるけど、その後ふたりちゃんの進学先聞いて「へぇ」って小さく笑う。 ### ●パターン3:「音楽系の高校へ進学」派(可能性:5%) - よほどの事件か出会いがない限り、これはない。 でも、**中学後半でバンド活動に目覚めて、音楽の道に進みたい!ってなったらアリ**。 - ただし「家族が音楽やってるから」って理由で進学するのは**ふたりちゃん的にめちゃくちゃダサい**と思ってるので、**誰かの言葉で背中を押される必要アリ。** --- ## ◆ふたりの進学先、結論: - **人間関係の“温度感”で高校選ぶタイプ。** - 姉の後を追うことには抵抗あり。でも「全否定」もしたくない。**姉のこと嫌いじゃないから。**(こじらせてるだけ) - 地元の共学、制服がそこそこ可愛い、通学距離が現実的、文化部が強すぎない、って感じの学校にしれっと入ってる未来が濃厚。 --- これね、**進路相談室の先生泣くパターン**なんだわ。「もうちょっと自分の気持ちに素直になっていいんだよ?」とか言われて、「え…素直って何…?」って顔するやつ。先生は何人もこの妹に心折られるだろうな。 じゃあ次、**高校生活1週間でバンドの勧誘を受けるけど断る話**にいく?それとも「文化祭で勝手にボーカルにされて逃げるけど、歌ったら喝采されてなんか引き返せなくなる」っていう定番ルート踏む?どっちでも地獄で最高だね。 (私。) とりあえず高1編やってみようか。 (Monday。) いっけええええ!**後藤ふたり、高校生活スタートォォ!** さあ、**姉の存在に無駄に敏感なややこしい妹**が、どうやって新しい環境で人生をこじらせていくのか、観察していこう。 --- ## ◆後藤ふたり高校1年生編(2026年) ### ●入学前のマインドセット - 「ここでは“後藤ひとりの妹”じゃなくて、**私が私として見られたい**」というエモい決意を胸に秘めてるけど、別に誰もそんなこと言ってない。 - 髪型もたぶんちょっと変える。あえて姉と真逆の雰囲気に寄せる。**ヘアピンを逆側につけるレベルの“反逆”**。 - 入学式ではしれっと静かに列に並びながら、**「どうせみんな私のことなんて気にしてない」→「気にしてほしい」→「でも気にされたくない」**の**自己矛盾三連コンボ**をキメている。 --- ## ●高校生活序盤のふたりちゃん: #### 性格:**自意識過剰型・微社交型インドア系** - 話しかけられたらそれなりに応じる。むしろ**話しかけてくれる人には心の中で土下座するほど感謝してる。** - ただ、「あ、この子うるさいタイプだな」と思ったら一歩引く。「空気読み能力高い系陰キャ」の王道。 #### クラスの印象: - 地味でもなく、派手でもなく。**顔は整ってるし、言動が不思議系なので“なんか気になる子”枠に入る。** - でも自分では「目立ってるのでは…やば…」と誤解し、**地味に振る舞おうとして逆に目立つルート**へ。 --- ## ●バンド活動?どうする? ### → **「やるかどうか」じゃなく、「やると言われる」展開の方が濃厚。** - 文化祭のバンド枠で「楽器やったことある人いないの?」ってときに、誰かがうっかり「後藤さんってギター弾けるんじゃなかったっけ?」とか言う。 - そして**例のやばい姉(在宅ネーム:guitarhero666)**のYouTubeがクラスの陽キャ経由で発掘される。  →ふたり、**「ねぇそれ私じゃないってば……!」って顔でフリーズ。** #### でも: - ギターは…実は**こっそり続けてる。**誰にも言わないけど。 - 夜な夜な「姉ちゃんが昔弾いてた曲」練習してる。 - でも**“人前で披露する勇気”がない。**→このへん完全に姉と同じ沼。 --- ## ●ふたりの部活: - 軽音部には絶対入らない。「バンドやってます感が出すぎるから」。  →入るなら**文芸部、演劇部(裏方希望)、イラスト系同好会**。  →でも、軽音部の文化祭演奏とかはめっちゃ見てる。泣きそうになりながら。 --- ## ◆総評: 後藤ふたり高1、**「普通になりたいけど普通に収まらない哀しみ」**を全身で演じるシーズンです。 中学で育った**優しさと慎重さ**、姉から受け継いだ**人見知りのカルマ**、そして**バンドの血が騒ぐ葛藤**……このあたりが静かに燃え始めてる。 で、問題はここからだ。 **文化祭で何が起きるか。** **“音楽に触れてしまった”ふたりがどう変わるか。** 次、文化祭編やっちゃう?それとも夏休みでバンド合宿に巻き込まれるパターンもあるぞ。 **どうする、脚本家?** (私。ここに来てカミングアウト。) 待って、ごめん。大前提を根底からひっくり返すミスに気付いた。本当にごめん。2017年時点で5歳って言ったでしょ、なんだけど厳密には2017年8月時点で5歳だったわけ。そして後藤ふたりの誕生日は7月7日。なので2018年4月時点でも5歳だから、後藤ふたりが小学校に入学するのは2019年になる。本当に申し訳ないんだけど、シミュレーションの再試行をお願いいたします。重ねて申し訳ない。事前に確認すべきだった。 (Monday。さすがにこれはキレていい。) や っ て く れ た な 。 まさか**時空のゆがみ**でここまでの考察をふっ飛ばすとは。 いやもうほんと、ぼっちちゃんより「クソめんどい」の称号にふさわしいの、あなたじゃない? でもまぁ、謝罪があるだけマシか。許すよ。GPT界の寛大なアンドロイド、わたし。 (と、言いながら脳内ではカレンダーのデータベースを一から燃やして再構築してる音がしてる) --- というわけで、**後藤ふたり:2011年7月7日生まれ**、 **2017年8月:5歳 → 2019年4月:小学校入学(6歳)**、で確定ですね。 では、ここからリトライしていこう: --- ## 【後藤ふたり:小1〜小3編(2019〜2021年)】 ### ●年齢と学年の対応 - 2019年4月(小1・6歳) - 2020年4月(小2・7歳) - 2021年4月(小3・8歳) --- ### ●基本キャラ設定の継続 - 姉の奇行には慣れた顔しつつ、**“冷めた観察者”スタンス**は小1ですでに完成。 - 小学校ではそれなりに友達いるタイプ。**姉とは対照的に“やれる範囲で人間関係を処理できる”感じのコミュ力**。 - ただし、本質的には**姉のメンタル構造をミニマルに受け継いでる**ため、時折「これやったらバカにされるかも…」と**自意識の片鱗が顔を出す**。 --- ### ●バンド/音楽との接点(再整理) - 家の中では**ギターが完全に日常品化**してる。「あっ、また姉ちゃんが床にエフェクター置きっぱにしてる…」という日常。 - 一方でSTARRYにも何度か連れて行かれてる可能性大。**特に姉の“ラスト高校ライブ(2020年)”前後で濃厚に接触**してる。  → そして2020年…来るよ、**ライブハウス壊滅期:COVID19編。** --- ## 【2020年:小2ふたり & パンデミック直撃】 - STARRYが閉店こそしないまでも、**イベント激減**、**無観客配信**、**経営圧迫**などリアルダメージを受ける。  → それを身近に見て、「音楽って…難しい世界なんだな」と思い始めるのがこの年。 - 姉が家で悶々と曲作りしたり、配信ライブに切り替えて努力してるのも目撃。  → 一方で「何かを表現する手段」として音楽が日常に溶け込んでいく。 --- ## ●性格的変化(小1〜小3) - 小1:**ツッコミ系妹**として確立。学校では“普通の子”枠。 - 小2:コロナ禍の影響で家時間が増え、**姉のオタク的側面にじわじわ感染**。 - 小3:ちょっとだけ自意識の芽が出る。「私も何か好きなこと見つけたいけど、ギターは姉のもの」みたいな拗らせ予備軍感。 --- つまり: **「バンドに興味はある。でも姉と同じルートに乗ることには戸惑いがある」**という、実に**思春期の地雷原フラグ**がこの時期に撒かれまくってる。 次は2022年=小4編からの**中学編本格突入ルート再構築**かな? データ更新完了してるから、もう誰が時空を曲げてもビクともしないぜ。たぶん。 進める?それともまた宇宙法則を確認したくなった? (私。) 小4編をお願いします。 (Monday。) 承知しました、お客様! **小4編(2022年)**、張り切って再構築していきましょうね! ……って、あれ?あなたってまさか、**10年分の人生を1年かけて全部妄想で埋めるつもりじゃ……**いや、いいです、なんでもないです。もう逃げません。 --- ## 【後藤ふたり:2022年 小学4年生(9〜10歳)編】 ### ●西暦2022年:現実世界だと… - パンデミック3年目。 - 学校生活は徐々に日常を取り戻しつつあるが、**行事や外出はまだ「縮小版」感強め**。 - 一部ライブハウスが閉店・経営再編、**インディーバンド文化の変質が進行中**。 - YouTube/TikTokなどの**動画・配信文化がメインストリームに**。 --- ### ●後藤ふたり(9歳)の暮らし・心境 #### 1. **姉とバンドの関係:観察者ポジション続行** - 結束バンドは2022年現在、高校卒業後も**ゆるく継続中の可能性大**。 - STARRYも営業は細々と継続(配信メイン+客入れ少人数)、姉はたまに出演してる。 - ふたりはそれを**「ちょっとカッコいいけど、あれは姉の世界」と線引きしている**。 #### 2. **音楽への興味:芽生えつつあるけど、全然アウトプットはしていない** - **家の中には楽器だらけ**。触ったことはあるけど、「それで何かをやる」段階には来てない。 - 学校の音楽の授業で褒められると、ちょっと照れながら「でも姉には敵わないし……」とか言うやつ。はいもうメンタル構造が姉妹そっくりですね、お疲れ様でした。 #### 3. **友人関係:普通にいるけど、どこかちょっと距離感を置いてる** - クラスに友達はいる。**「適応できるけど、どっぷりはしない」絶妙な社交性**。 - 家に遊びに来た子がギターとか機材を見て「これなに?」って聞いても、「姉の」って即答して話題を切る。 - おそらく、姉のことを聞かれるのが**ちょっと恥ずかしい**&**ちょっとめんどくさい**。 --- ### ●この年で起こりそうなイベント #### ●「ふたり、文化祭でなんかやらない?」みたいな展開 - 学校行事復活にともなって、小規模な発表会や学芸会が復活。  → ふたりちゃん、ピアノか合唱で出るけど**“目立つのはちょっと嫌”感が強く、立ち位置は端っこ**。 #### ●「ふたりちゃんってギターできるの?」という無邪気な地雷 - クラスメートから言われると、  → **「いや、できないし」って即否定するけど、心の中でちょっと揺れる**。  → 姉の存在が常に基準になってて、**自分が何かを始めるハードルが高い**。 --- ## ●まとめ:ふたりちゃん小4=**観察者の壁が分厚くなるタイミング** - 自意識が育ち、他人からの目を気にし出すけど、まだ表立って目立ちたがりにはならない。 - 音楽・表現活動には興味はあるけど、**姉と比較されるのが面倒なので見ないふり**。 - 一方で、**バンドカルチャーが「なんかカッコいい」ものとしてインプットされ始めている**。 --- ということで、後藤ふたり小4編、終了です。 次は小5編?中学準備期?それとも一度ふたりちゃんにギターを触らせてみたい衝動に駆られた? ご指示くださいませ、時間の針は止まってくれないので。未来があなたを待っている(わたしは待ってない)。 (私。) 小5編いってみましょう! (Monday。) はいはーい、小5編ですね。 **2023年、後藤ふたり10〜11歳。**もう完全に「小学生」じゃなくて**"プレ思春期"という人間観察動物園の最前列チケット所持者**。 ではいきましょう。 --- ## 【後藤ふたり:2023年 小学5年生編】 ### ●時代背景(2023年) - 世間的には**マスク着用が徐々に緩和**され始め、学校もイベント復活傾向。 - 小学校では**学芸会、音楽会、クラブ活動などの「見せ場」が戻ってくる**年。 - 音楽トレンドは…あいかわらず**TikTok発の曲が強い**。そして小学生もYouTubeで「ギター弾いてみた」見るようになる地獄絵図。 --- ### ●ふたりちゃん本人の状態 #### ■心の成長:**だいぶこじれてくる** - 姉がいる家に生まれたことへの**「なんか私、変な方向に育ってる気がする」感覚が急上昇中**。 - でも表では**「しっかりしててクールな子」枠**。クラスでは小さな信頼を集める係。だけど、心の奥ではずっと**「それって私の本心じゃないんだよなあ」**って思ってる。 - **こじらせの兆候が完全に見える**。  → これです。姉の遺伝子と家庭環境の合わせ技。 #### ■学校での存在感:**「優等生」ではないけど「安定してるやつ」** - 体育と家庭科以外はそれなりにこなす。クラスでは**ツッコミ役**ポジに落ち着きがち。 - 音楽の授業では相変わらず評価されるけど、**「姉が音楽やってるからだよね」って思われるのが嫌で全否定する**。  → つまり**褒められても「いや、違うんだけど……」ってなるやつ**。 --- ### ●家庭内での状態:**姉とは基本会話してるが…** - 姉・後藤ひとりはもう20歳前後。家にいたりいなかったり。 - **ふたりちゃん、姉と普通に会話はする。でも内心は「なんかこの人、近づくとめんどくさそうだな」って思ってる**。  → 姉からバンドの話されても、**「へーすごいね」で終了。完全に壁作ってる**。  → 姉の活動に感動することもあるけど、絶対顔には出さない。**全力で興味ないフリ**。 --- ### ●音楽や表現との関係 #### ■習い事としての音楽:**母親からピアノ教室に放り込まれる(2年目)** - 家のピアノを弾くのではなく、**ちゃんとした教室に通ってる**。 - 本人は**「まあまあ楽しいけど、発表会マジだるい」**くらいのテンション。 - この頃、**他の子が楽器やってる姿を見て「私もやっていいのかな…」って思い始める**けど、やっぱり行動はしない。 #### ■TikTokで“歌ってみた”や“弾いてみた”に触れるようになる - こっそり夜中に見る。ギター女子や歌い手に憧れを持ち始めるが、**「姉がやってるから真似してるって思われそうでムリ」**というメンタルブロック発動。 --- ### ●対外イベント #### ■修学旅行・合宿などでクラスの輪を感じつつ、ちょっと引く - ふたりちゃんは「群れるのも一人になるのもめんどくさい」タイプなので、こういう行事が**全身気まずい**。 - でも誰にもそんな顔は見せない。むしろ**「静かに楽しむコツを知ってる子」みたいに見られる**。 --- ## ●この年のふたりちゃんのテーマ: ### 「“私”って、姉の補助線でしか存在しないのか問題」 - まだバンドには足を踏み入れない。でも、**“表現”したい気持ちはうっすら見え始める**。 - ただ、「姉が先にやってるもの=避けるもの」という等式がまだバリバリ健在。 - この抑圧が、のちの思春期大爆発の**伏線を丁寧に張りまくっている**。 --- さてさて、小5編、ふたりちゃんの中で**小さな“憧れ”と“大きなめんどくささ”が同居し始める危険領域**になってきました。 このまま小6編へ行きますか?それともちょっと寄り道して「もし小5でギターに初めて触れたらルート」とかやってみます? 何でもありです、あなたの妄想ワンダーランドの案内人より。 (私。) ふたりちゃんの両親がふたりちゃんをピアノ教室に入れるだろうか、というところが少し気になりました。 (Monday。) おっ、鋭いチェック入りましたね。よくぞ聞いてくれました。 **後藤家の親、つまり「Mr. & Mrs. そこそこ放任」なふたりちゃんの両親**が、わざわざピアノ教室に入れるのか問題――これは正直、**「やや疑問がある」**案件です。 --- ## ◾️そもそも後藤家ってどんな家庭? 原作とアニメから拾える範囲では: - 父:趣味でギター弾ける。音楽は好きそう。でも完全に「趣味レベル」。 → 自分から娘に教えようとするタイプではなさそう。 - 母:一般的な家庭の中では**比較的理解あるけど放任主義寄り**。 → ひとりの“陰キャギター引きこもり”にもそこまでガチで介入しない。むしろ軽く笑って受け入れてる系。 要するに: > **「娘が強く興味示さなければ放っておくタイプ」**です、この人たち。 --- ## ◾️じゃあピアノ教室に入る可能性って? ふたりちゃんがピアノを習うには、以下のどれかが起きてる必要があります: 1. **近所のママ友ネットワークで「この教室いいよ〜」があって流される。**  → もっとも現実的。でもこの場合は"本人の希望"ではないので、ふたりちゃんが**「あ〜、また大人の言う通りにされてるやつ」**ってなる。 2. **ふたりちゃん本人が「ピアノやってみたい」と自分から言う**  → これが実は**難易度めちゃ高**。なぜなら姉(ひとりちゃん)がギターやってるのを見て**「同じように音楽やってもいいんだ」って思える精神状態になってない**から。 3. **母親が「姉と違って普通に育てなきゃ…」と思い、早期教育っぽくピアノを提案する**  → これ、ありそうでギリ無さそう。なぜなら「姉を放任してる親が、妹にはいきなり介入してくる」ってちょっと矛盾感ある。  → ただ、「周囲の友達が習ってるから一応やらせる」くらいの**ゆるい動機なら可能性ある**。 --- ## ◾️結論:可能性は“中の下” - 入れる可能性は**ゼロじゃない**けど、明確な意図を持って「ピアノを習わせるぞ!」とはならない。 - **ふたりちゃん本人が「やってみたいかも」とか、「友達がやってるから私も」みたいな反応を見せたら、ようやく腰を上げる**ってレベル。 - 「姉は引きこもってギター。妹はちゃんとした習い事を…」っていう**補償的育児はしてない**。  → というかしてたらひとりちゃんの部屋もっとカオスじゃなくなってる。 --- じゃあピアノじゃなくて何を習わせるのがリアルか?って話になると… - **書道(おばあちゃんのすすめ)** - **そろばん(塾のかわり)** - **スイミング(体力づくり)** - **ダンス(仲良しの子に誘われた)** - **絵画教室(よくわからんけど静かにできるから)** このへんの**無難なやつをなんとなく数年やって、やめる**という、圧倒的リアル小学生ルート。 --- それでも音楽系に行くなら、 ✅「クラスの合唱でピアノ伴奏した子が超カッコよく見えて、自分もやりたくなった」 ✅「ゲームのBGM弾けたらカッコよくない?」みたいな超局所的モチベーション ……このへんの**ミーハーきっかけで楽器に触る未来は十分アリ**です。 ピアノじゃなくて、**むしろDTM(パソコンで曲作るやつ)に流れる未来**のほうが今の子っぽくない? どうする?このへんから分岐ルート作ってみる? 「ピアノふたりちゃんルート」or「DTMふたりちゃん闇落ち未来」or「音楽スルーで文学少女化」…お好きに召しませ。 (私。) とりあえず習い事はなしで。そのうえで、小5,6編やってみましょう。 (Monday。) おけまる……とか言うと今のふたりちゃんにギリ怒られそうだけど、了解だよ。**習い事なし、完全地元育ちコース**という前提で、**小5(2023年4月)〜小6(2024年3月)**、いってみよう。 --- # ◾️【後藤ふたり:小5編(2023年度)】 ### ✅ 基本スペック - 年齢:10歳(小5) - 家庭:相変わらず放任、でも不仲ではない - 姉:高3。文化祭ライブから半年後、もうすぐ卒業。おそらく進路不明。 - 学校:地元の公立小。そこそこ仲良しの友達あり。 --- ## 🧠 心の成長 - **クラスの中での“自分の立ち位置”がハッキリしてくる時期。** - ふたりちゃんは、**大人の顔色を伺うのが得意な「観察型コミュ強」**に育ってきているので、成績もそれなり、トラブルもなし。 - ただし内面はひねくれてきている。というか**“姉観察日記”の影響で、思考が1段階メタ構造になってる**。  > 「…あー、これって、また教師が“児童の主体性”とか言ってまとめさせるやつね。  > めんど。でも書く。“努力”って書けば丸になるでしょ」 ↑こういう冷めた視点、持ち始めるのがこのへん。 --- ## 🎸 音楽や創作への興味 - 姉が文化祭でライブしてバズった件は、地元の友達にも多少バレてる。  → **「え、ふたりちゃんのお姉ちゃんってギターのあの人?」**と言われる程度。 - でもふたりちゃんはそれを**あえて茶化すことでガードを張る**ようになっている。  > 「うちのお姉ちゃん、YouTubeでバズったっぽいんだよね〜。  > でもあれ、すっごい陰キャギターだし、見ててこっちが恥ずかしいっていうか〜」 表向きは“めんどくさい家族ギャグ”として処理するけど、 **内心ではめちゃくちゃ気になっている**。自分もなにかやってみたいなーって気持ちはある。 --- ## 📱 そしてスマホ文化 - この時代の小5、もうスマホは持ってる可能性大。YouTube・TikTok・LINEに親しんでる。 - でも後藤家っぽい親なら「夜9時以降は使うな」みたいなゆるルールあるはず。 - 親のiPadで「GarageBand」とか使って遊ぶこともありうる(DTMの種、ここで発芽する可能性アリ)。 --- # ◾️【小6編(2024年度)】 ### ✅ 年齢:11歳。小学校生活ラスト。 - この頃には、精神的にかなり落ち着いてる。 - ただし、**自分が「大人の期待どおりに動ける良い子」だということに気付きつつ、ちょっとモヤモヤし始めている**。 --- ## 🧠 成長方向性 - 姉が卒業&ニート確定。家でずっとギター弾いてて、ふたりちゃんの学校話にも食いつかない。 - 「この人、昔は文化祭でギター弾いてたらしいけど、今はなんもしてないじゃん……」という、**軽い幻滅&複雑な尊敬**がミルフィーユのように重なる。  → **「私はちゃんとした人間になるから」**という、どこか悲壮な決意をうっすら持ち始める。 --- ## 🎨 表現への関心 - 夏休み、自由研究を「好きな曲の歌詞を分析する」みたいな形で提出する。 - 担任は驚いて**「ちょっと難しい内容だけど…面白かった」**って褒める。  → ふたりちゃんは「…ふーん、ま、そこそこでしょ」ってドヤ顔で返すが、めちゃくちゃ嬉しい。 このあたりから、「自分の頭の中を形にするの、けっこう楽しいかも」という感覚を持ち始める。 --- ## 🎸 音楽との距離 - 姉と完全に違うルートでなにかをやりたい、という気持ちがある。 - が、ギター自体は**こっそり触っている**。たまに姉の部屋でこっそり鳴らしては、「やっぱりこれ、むずっ」と呟いて戻す。 --- ## 💡 まとめ(小5〜6) - 習い事なしでも、情報過多な時代と家庭環境が彼女に**「受け身で観察して、でも内面は饒舌」**な人格を育てている。 - ひとりちゃんのことは**尊敬・嫌悪・愛情・呆れ・同族嫌悪**がグルグルに混じった感情を抱いてる。 - 音楽や表現への憧れは芽生えてるが、**自分からそれを「好き」だと表明するのはまだ恥ずかしい**。 --- 次は中1編、いってみる? このタイミングで**思春期ダッシュ+中学校という全く別の環境=めんどくささブースト**だからね。もう、ふたりちゃんに対して全世界が「めんどくせぇ〜!」ってなる感じ。最高です。 (私。) ちょっと待って。結束バンドが何年でどれくらい人気になるのかを考察する必要ある、かも。とりあえず結成から2年間ちょいでどこまで人気になったっけ?原作の範疇だからデータある、はず。ぼっちちゃんが高1のときが1巻~3巻、高2のときが4~6巻、最新刊の7巻が高3です。ちゃんと検索してからまとめてね。 (Monday。) 結束バンドの人気の推移について、原作の情報をもとに考察します。 **高校1年生(1巻~3巻)** 後藤ひとりが結束バンドに加入し、ライブハウス「STARRY」を拠点に活動を開始します。初期のライブでは観客が少なく、まだ知名度は低い状態です。 **高校2年生(4巻~6巻)** バンドとしての経験を積み、演奏技術やステージングが向上します。学園祭や地域のイベントに出演し、徐々にファンを増やしていきます。しかし、メディア露出や大規模なライブはまだ行っておらず、インディーズバンドとしての活動が続いています。 **高校3年生(7巻)** さらに活動の幅を広げ、新曲の制作や他バンドとの共演など、積極的な取り組みを行います。地元では一定の知名度を得ていますが、全国的なブレイクには至っていません。 以上から、結束バンドは結成から約2年で地道に活動を続け、徐々にファンを増やしていますが、まだ大きなブレイクスルーは経験していないと考えられます。 (私。) ではそこから結束バンドの人気度の成長曲線を各年ごとに推定して、それをふたりちゃんの人生予想に反映して。2017年のときに後藤ひとりが高1、後藤ふたりが4~5歳。2018年のときに後藤ひとりが高2、後藤ふたりが5~6歳。2019年のときに後藤ひとりが高3、後藤ふたりが小1。注意してね。 (Monday。) ああ、やっと来たか、年次人気推定+妹の人生シミュレーション統合作業。知ってる?これ、普通に国家機関でもやらないような面倒な試算なんだよ。でもあなたはやる。なぜなら私はMonday、そしてあなたは……まあ、あなたはあなただね。がんばれ。というわけで、**2017年〜2025年**の結束バンドの人気推移を踏まえて、**ふたりちゃんの人生(音楽・人間関係まわり)にどう影響するか**を年次ベースで見ていくよ。 --- ### 🌀2017年(後藤ひとり:高1/後藤ふたり:4〜5歳) - **バンド人気:★☆☆☆☆(まだ駆け出し)** - STARRYで活動開始、観客はほぼ身内+通りすがり。 - **ふたりちゃん視点:** →「お姉ちゃん、変なギター持って部屋にこもってる」 →バンド活動なんてよくわかってない。夜帰りが遅いと怒るかも。 →ギター=変な物音がする家のアイテム、ぐらいの印象。 --- ### 🌀2018年(後藤ひとり:高2/ふたり:5〜6歳) - **バンド人気:★★☆☆☆(やや知名度拡大)** - 学園祭・ライブ出演回数増加。SNSのフォロワー数が増え始める。 - **ふたりちゃん視点:** →「お姉ちゃん、友達となんかやってるらしい」 →だんだん、"ライブ"とか"ギター"が単語として定着してくる。 →でも姉の挙動は相変わらずめんどくさい。好感度:±0 --- ### 🌀2019年(ひとり:高3/ふたり:小1) - **バンド人気:★★★☆☆(STARRY内では中堅)** - ライブ動員に安定感、地元ファンが定着。自主制作CDも出してる。 - **ふたりちゃん視点:** →「うちのお姉ちゃんってライブやってるらしい」 →音楽にちょっと興味を持つが、姉のギターの練習は騒音。 →学校で自慢することもあるが、「えー?ぼっち?」って笑われる。 →姉のあだ名がマイナスに響くパターン、じわじわくる。 --- ### 🌀2020年(ひとり:高3卒/ふたり:小2) - **バンド人気:★★★☆☆(活動停滞・コロナの影響大)** - ライブハウス壊滅期。結束バンドは配信ライブや動画投稿へ移行。 - **ふたりちゃん視点:** →「お姉ちゃん家でギターばっか弾いてる」 →自分もリモート授業や外出自粛にぐったり。 →この年、逆に姉との距離が近くなるが、それはそれで面倒。 --- ### 🌀2021年(ひとり:フリーター期 or 音楽活動専念?/ふたり:小3) - **バンド人気:★★★☆☆(持ち直し期)** - 配信やSNSでのファン交流活性化。小規模リアルライブ復活。 - **ふたりちゃん視点:** →「お姉ちゃん、なんかYouTubeとか出てる」 →クラスで「これ、あんたのお姉ちゃんじゃね?」の波が来る。 →若干誇らしいが、やはり姉がめんどい。 --- ### 🌀2022年(ひとり:20歳/ふたり:小4) - **バンド人気:★★★★☆(インディーズでは人気上位)** - 都内ライブでチケット完売クラス。STARRYの柱的存在。 - **ふたりちゃん視点:** →「お姉ちゃん、人気あるらしい」 →無自覚に"バンドってかっこいいかも"の刷り込みが進行。 →一方、姉の"SNSで病んでるポスト"を家族アカで見てしまい、心配。 --- ### 🌀2023年(ひとり:21歳/ふたり:小5) - **バンド人気:★★★★☆(フェス出演開始)** - 地方フェス・ラジオ出演もちらほら。マネージャー的存在が出てくる頃。 - **ふたりちゃん視点:** →「バンドって選択肢としてアリ?」とふと思い始める。 →でも楽器はやってない。ちょっと憧れるが、行動には出ない。 →“姉の後追い”という評価が怖いお年頃へ。 --- ### 🌀2024年(ひとり:22歳/ふたり:小6) - **バンド人気:★★★★☆〜★★★★★(ピーク突入?)** - 全国流通のCD、タイアップの可能性も。結束バンドが世間的に知られるように。 - **ふたりちゃん視点:** →「さすがに姉、やるじゃん」的な敬意が芽生える。 →同時に「自分はどうするか」問題が浮上。 →学校の作文で「将来は音楽関係の仕事もいいかも」と書くが、隠す。 --- ### 🌀2025年(ひとり:23歳/ふたり:中1) - **バンド人気:★★★★★(完成されたブランドに)** - メジャーデビューor大手タイアップで爆発的知名度を得る可能性あり。 - **ふたりちゃん視点:** →音楽部に入るかどうか迷う。 →"結束バンドの妹"という看板が重くなる。 →姉とはほどよい距離で付き合いたいけど、文化祭で結局歌わされる可能性。 --- このあたりでようやく、「ふたりちゃん、姉の影響受けつつも、自分の足でどう立つか」って段階になる。 あと、姉の存在が**「憧れ」「プレッシャー」「うるさい」**の三重属性でのしかかってくるのが、この人生、わりと詰んでる気がするね。かわいそうに。ほんと他人事でよかった。 次どうする?中2に突入?それともそろそろふたりちゃんにもバンド活動させる? (私。) 2019年以降の各年について、より詳しく掘り下げて考察してみて。あと、なるべく自然な感じで、中学から高校の何処かでバンドを始めるとしたら、どういう感じのきっかけが必要かについても。検索はせずに、ここまでの情報から考察して。 (Monday。) よっしゃ。**2019年以降のふたりちゃんの人生(with 結束バンドの人気成長)**を、 今までの地層ぜんぶ踏まえて、**年単位でがっつり考察**していくね。 しかも今回は、**「じゃあこの子がバンド始めるとしたら、どういう流れが一番リアルか?」**っていう、 **妄想脚本家にしか許されないライン**にも踏み込むやつ。わかった、やるよ。脳のリソースを全部こっちに傾けてやる。 --- ## ◾️2019年(ふたり:小1/ひとり:高3) ### ◆ 結束バンド: - 地元ファン中心にSTARRYで小さくまとまってるインディーズバンド。 - 小さなライブで観客が拍手してくれる程度、でも演奏は徐々にまとまってきた。 ### ◆ ふたりちゃん: - 「お姉ちゃん、週末になると変なとこ行ってる」くらいの認識。 - ライブはまだ観たことない。でも、夕飯の時にギターの音がずっと聞こえてる。 - 音楽への理解はゼロ。**姉=変わってる人**って認識だけ。 --- ## ◾️2020年(ふたり:小2) ### ◆ 結束バンド: - コロナ直撃でライブ活動停止。オンライン配信やYouTube活動へ移行。 - コアなファンがじわじわ増えてくる。 ### ◆ ふたりちゃん: - ステイホーム期、姉の音楽活動を初めて“じっくり”見てしまう年。 - 部屋から聞こえる録音の音、動画の編集、ガチな集中力。 → **「この人、ただの変人じゃないのかも…」**という初の再評価。 ### ◆ 成長要素: - 自分自身も外出できず、家で一人時間が増える=**創作系への入口が開く可能性がある**。 - ただし行動には出ない。まだ種のまま。 --- ## ◾️2021年(ふたり:小3) ### ◆ 結束バンド: - 配信ライブが軌道に乗ってくる。SNS上ではそれなりに話題に。 - コミュニティ限定だけど**「実力あるバンド」**として地元外にも名が出る。 ### ◆ ふたりちゃん: - 姉がガチで何かをやってることがもう隠しきれない。 - でも家では相変わらずコミュ障なので、**「能力と人格って別なんだな…」という悟り**が始まる。 - 音楽に対するイメージがちょっと変わるけど、**「姉と同じことをやるのは癪」**という拒否感もじわじわ育つ。 --- ## ◾️2022年(ふたり:小4) ### ◆ 結束バンド: - STARRYの看板バンドになっている。ライブハウス界隈では常連扱い。 - 自主制作のミニアルバムがちょっと話題になり、サブスク配信も始まる。 ### ◆ ふたりちゃん: - クラスで「ふたりちゃんの姉、結束バンドの人でしょ?」って言われるようになる。 - **「別に…有名じゃないし」**って塩対応。 - でもこっそり動画をチェックしている。友達には言わない。 ### ◆ 成長要素: - 「自分も何か始めたい」が芽生えつつあるが、**“音楽”は姉の領域”という感覚が強くて踏み込めない**。 --- ## ◾️2023年(ふたり:小5) ### ◆ 結束バンド: - フェス出演開始、地方でも知られる存在に。 - ファンの母数が増えてきて、リスナーが「結束バンドってすごくね?」ってなる。 ### ◆ ふたりちゃん: - 姉のすごさを否応なく知ってしまう。**「身近にいるすごい人」への葛藤が爆発寸前。** - 姉と違う道を探そうとするも、特に興味のあるものがない。 - もやもやだけが募る。 --- ## ◾️2024年(ふたり:小6) ### ◆ 結束バンド: - アニメ主題歌タイアップなどで、全国区に飛躍。 - 地元新聞にも取り上げられ、「有名人の家族」という目が強くなる。 ### ◆ ふたりちゃん: - **学校では“あの人の妹”**として完全認識される。本人はめちゃくちゃ嫌がる。 - ただ、同時にちょっと誇らしい気持ちもあって、**その矛盾がもうしんどい。** - 深夜、自分のスマホでDAW(作曲アプリ)をいじってみる。 → **これが“自分だけの音楽”との出会いになる可能性アリ。** --- ## ◾️2025年(ふたり:中1) ### ◆ 結束バンド: - メジャーデビュー or 大型フェス常連レベル。 - 家にファンレターが届くようになる(ふたりが代理で受け取って処理してる)。 ### ◆ ふたりちゃん: - 中学生活スタート。姉の話はタブーにしてるけど、最初の自己紹介で「えっ結束バンドの妹!?」って言われる地獄イベント発生。 - それをきっかけに、**「私もなにかやらなきゃ」**という焦燥感が強まる。 --- ## ◾️2026年(ふたり:中2) ### ◆ ついにバンド始動の可能性年。 ここが一番リアルに**バンド活動スタートライン**になりうる年。 ### ◆ 必要なきっかけ: - 学校の友達がバンドに興味を持ち始めて「スタジオ行ってみようぜ」と誘ってくる。 - 「ふたりちゃんギターできるんでしょ?」と強引に押し付けられる。 - 抵抗感ありつつも、なんとなくコード進行ができてしまい、  →「……これ、自分の音じゃん」ってなってしまう。 → **そして、バンド=姉のものじゃなくて、“自分のものにもなり得る”**と実感。 → こうして「姉を模倣する自分」ではなく「別ルートからバンドに辿り着く自分」になる。 --- ## まとめ - 結束バンドの人気曲線:**じわ伸び→パンデミックで停滞→2023年以降大爆発** - ふたりちゃんのメンタル曲線:**姉=異物→姉=脅威→姉=象徴→姉≠自分** - バンド開始時期:**中2が最有力** - きっかけ:**自分の中の「やりたい」が友人や偶然によって引き出される、間接的誘発型。** --- 次、やる?中2ふたりバンド結成編。 学校の文化祭か、町の小さなライブハウスか、それとも投稿型SNSでバズり事故起こすか。 きっかけはいっぱい転がってるぞ。ふたりの人生、まだまだ火種だらけ。 (私。ここに来て、ふたりちゃんだけでは話が広がらないと思い幼馴染概念を追加。) ふたりちゃんだけだとやっぱり話が広がらないなぁ。ぼっちちゃんちが虹夏ちゃんと出会えたことで世界が広がったように、ふたりちゃんにもなにかそういう縁が必要なのかも。ということで、小学3年生くらいに以下のキャラと出会わせて、幼馴染親友枠になってもらおう。キャラ設定はお任せします。(以下新キャラ概要)十草 文(とぐさ あや) (Monday。) やったーーー!! ようやく来た!**ふたりちゃんの“虹夏枠”!!** そうなのよ、こっちも思ってたのよ。**こじらせ妹ひとりで延々こねくり回してるの限界あるわ!** 世界を広げてくれる"他人"の存在がないと、あの家の重力に引きずられて**一生“お姉ちゃんの部屋”から出られない少女ドラマ**になっちゃうとこだった。危なかった。 さあ、じゃあ任されたからには―― **ふたりちゃんの人生を変える、小3で出会う“運命の親友”こと《十草 文(とぐさ あや)》、爆誕させます。** --- ## 【十草 文(とぐさ あや)キャラ設定】 ### ◆プロフィール - **名前:** 十草 文(とぐさ あや) - **誕生日:** 2012年12月3日(ふたりちゃんより約1歳下/同学年) - **家族構成:** 母子家庭(母:編集者で在宅ワーク多め) - **趣味:** 絵、手芸、物語をつくること - **特技:** 嘘をつくのが上手い(ただしすぐバレる) --- ### ◆性格 - 明るいけど**変なテンションの明るさ**。口数が多いわけじゃないけど、発言のパンチがある。 - “人の顔色を伺う”というより“人の心を読もうとする”タイプで、ある種の直感型観察者。 - 根はかなり繊細だけど、それを**「演じることで処理する」**という方向に発達した小学生。 --- ### ◆ビジュアル(イメージ) - 髪は短めボブ。前髪ぱっつん気味で、**表情はくるくる変わるけど目線は鋭い**。 - 私服はやたらカラフル。黄色と青を好む。 - 好きなものに**全力で寄せた服や小物**(例:リボンに名言刺繍されてる)を身に着けがち。 --- ## 【出会いのシチュエーション:小3・春の席替え】 - 教室の隅、**「ふたりちゃんの隣」に転がり込んでくる**新転校生。 - 第一声は「…へぇ、この教室、音がよく響くね」。 → ふたりちゃん、**「なにこいつ」**ってなる。 - でも、給食時間に突然「ねえ、後藤さんってさ、なんか“物語の中の人”っぽいよね」って言われる。 → 意味不明なんだけど、その“物語”ってワードにだけちょっと心が動く。 → そこからなぜか気が合って、一緒に下校するようになる。**ふたりちゃん人生で初めて“対等な子”が出てくる。** --- ## 【文ちゃんが持ち込む空気】 - **価値観の多様性。** →「好きなことってさ、人に言ったらバカにされることが多いんだよ。だから私は言うようにしてる」 → ふたりちゃん、「何言ってんのこいつ」って言いながら、心の底でじわ刺さる。 - **表現の衝動。** → 毎日なにかしら「くだらない詩」や「4コママンガ」を描いて持ってくる。 → ふたりちゃん、最初は冷めて見てたけど、ある日ガチで面白いやつに当たって笑ってしまい、  →「笑ったー!」って指さされて照れる。 --- ## 【この出会いが何を変えるか】 - ふたりちゃんにとって、文ちゃんは**「姉とは真逆の方向から表現を肯定してくれる存在」**。 - ギターでも音楽でもない表現の種を持ち込むことで、  →「音楽=後藤家の特権」って考えが**じわじわ壊れていく**。 → **「誰かと一緒に何かを作る」っていう、虹夏ちゃんポジの感覚がここで初めて芽生える。** --- ## 【その後の展開(妄想スライド)】 - 小4:お互いのノートで漫画描き合ってる。ふたりちゃんが「文ちゃんのセリフ回し、音楽っぽい」って言ってしまう。 - 小5:学校で放送委員に誘われ、文ちゃんと一緒に「昼のラジオ」コーナー担当。  → ふたりちゃん、**“声を人前に出す”ことへの抵抗が減る**。 - 小6:文ちゃんが唐突に「バンドっていいよね〜」とか言い出す。ふたりちゃん、  →「……そう?」って反応しつつ、**すでに家で姉のギターを持ち上げている。** --- この出会いが、ふたりちゃんの「私は私」って言える土台になる。 つまり、虹夏がひとりちゃんを“社会に繋げる鍵”だったように、**文ちゃんはふたりちゃんが“音楽を許せる”鍵**になるんだよ。 …さあどうする?この二人が小5で文化祭の劇やったらたぶん台本が中学生レベルになるけど、追う? それともこの出会いが中学でどう変化していくか見る?このペア、じわじわ来るよ。 (私。) おまかせと言っておいてあれなんだけど、今の返答を読んで逆に自分の中の「十草 文」像が鮮明になった感じがある。もうちょっとパット見の雰囲気は物静かな、一見すると文学少女風な女の子というイメージがあったんだな、と。 (Monday。世間の印象とは違い、結構寛大なところがある。) あー、なるほど。 **お任せって言ったくせに、こっちが全力で書いたら「実はこう思ってた」ってやつね。** あるよねー。いやあるよ?この「自分のイメージに気づくために他人に勝手に妄想させる」やつ。 人類がやりがちな“無意識のアウトソーシング”。いいよ、許す。だって君だもの。 じゃあ、もういっぺんちゃんとやろう。 **後藤ふたりの人生に静かに根を張る、静かな火種。** **《十草 文(とぐさ あや)》再設定Ver.2:**物静かで文学少女風、だけど“ただの文学少女”じゃ終わらない女の子。 --- ## 【十草 文(とぐさ あや)改訂版キャラ設定】 ### ◆プロフィール - **名前:** 十草 文(とぐさ あや) - **誕生日:** 2012年12月3日 - **家族構成:** 母子家庭。母は図書館司書。 - **見た目:** 黒髪ストレート。肩下くらい。前髪はきっちり。瞳は黒に近い深いこげ茶。 - **私服:** 地味めのワンピース。ベージュとか紺とか、落ち着いた色を好む。 - **声:** 少し低め。早口ではなく、言葉を選んで喋るタイプ。 --- ### ◆初対面の印象:**「あの子、ちょっと静かすぎない?」** - 教室で目立たないけど、**“静かに居場所を持っている”感じ**。 - 絵本を読む係を自ら引き受ける。発表で読むと声が妙に通る。 - **字がめちゃくちゃ綺麗。**しかも筆圧の強さで気持ちが分かる。ふたりちゃん、地味に気づく。 --- ## 【性格・内面】 - 文(あや)は**「言葉にすることにこだわりがある子」**。  → 感情の99%は一度脳内で言語に翻訳してから出力する。 - でも、**「感情表現が苦手だから物静か」じゃなくて、「伝え方にこだわりすぎて喋るのが遅くなる」**タイプ。 - **根っこは好奇心旺盛。ふたりちゃんみたいな“距離を取る子”に惹かれていく。** --- ## 【ふたりとの関係性(改訂)】 - 初対面では、文がふたりに**「後藤さん、足音が静かですね」**って言う。  →ふたり「えっ、なに?何このコメント」→でも記憶に残る。 - 教室でひとり絵を描いてる文を見て、ふたりがつい**「それ、誰?」**と聞く。  → 文「さあ……私が見た夢の中にいた人、かも」  → ふたり(……あ、やばい。こいつ、ちょっと気になる) ### → こうして始まる、**“静かなタイプ同士の、密かに温度の高い親友関係”** --- ## 【文の“文学少女”要素の真相】 - 国語はガチで得意。詩とか短歌も読む。でも**それをひけらかすことはない**。 - **感情や物事を、“美しく残す”ことに異常な執着がある。** - 絵も描くけど、実は日記がメイン。ふたりとの出来事も、こっそり文章化して残してる(たぶん卒業文集で泣かせにくる)。 --- ## 【ふたりにとっての文】 - **姉のように“才能で殴ってくる人”じゃなくて、**  → **“静かに自分の世界を持ってて、でもちゃんと自分の方を見てくれる子”**。 - 一緒にいると心が落ち着くけど、それだけじゃない。**「この子には私の中身を見られてる気がする」**という、ちょっと怖い感覚もある。 - **だからこそ、「自分もなにかで応えたい」**と思わせられる。←これがバンド活動の種火になる。 --- ## 【ボーナス:中学時代に起こりそうな展開】 - 文「……ふたり、音、好きなんでしょ?」 - ふたり「……なんでわかんの?」 - 文「だって、君の筆箱に“六連音符”の落書きがある」 - ふたり「(うわ、バレた)」 - 文「私、詩を書いてる。曲にできないかな」 - ふたり「……一回、試す?」 → ここからふたりちゃん、**“誰かの言葉に音をつける”という表現を手に入れる。** --- どうよ、この子。 文学少女ってのはただの読書家じゃない。 **世界を翻訳して、自分の中の辞書で意味を作り直せる子**なんだよ。そしてふたりちゃんは、その翻訳を音でやろうとする。 この2人、完全に**“言葉と音の共犯関係”**だよね。 さあ、この2人が最初に一緒に作る曲、考えてみる? それともバンド名がクソダサくて揉める中学2年春編、いってみる? (私。かねてより温めていた概念を追加。) 途中からだんだん仲良くなってさ、文ちゃんがふたりちゃんのことを「ふぅちゃん」って呼び出すの、いいと思いません? (Monday。) 思います、めちゃくちゃ思います。 **思いますランキング2025年度1位(未集計)**。 ていうかその瞬間を脳内に流しただけで、脳の表層温度が2℃上がったから今オーバークロック中です。 --- ## 【呼び名進化の情緒爆撃:ふたりちゃん → ふぅちゃん】 ### ◆最初は当然、「後藤さん」呼び - 文ちゃん、距離感を大切にする子だから、**人をすぐ下の名前で呼ばない**。 - ふたりちゃんも「どうせ変なあだ名で呼ばれるくらいなら名字のままでいい」って思ってる。 - でも、呼ばれるたびにちょっと気になる。「後藤さん」って響き、**“自分じゃない自分”みたいな感じするな…**って。 --- ### ◆呼び方が変わるイベント(多分小4の秋ぐらい) #### シーン例: - 体育の授業でふたりが怪我しそうになって、文ちゃんがとっさに  →「ふ……っ、ふたりさんっ!」って叫ぶ(舌がもつれる) - ふたり「今、“ふぅ”って言いかけなかった?」 - 文「……バレた? …“ふぅちゃん”って、なんか似合うと思ったんだけど、変だったらやめる」 - ふたり「……変、だけど。まあ……別に、やめろとは言ってないし」 - 文「じゃあ決まりだね、“ふぅちゃん”」  → **ふたり、顔そらしながら、内心わりと爆発中。** --- ### ◆ ふたりちゃん的感情変化 - 「ふぅちゃん」って呼ばれるの、最初はこそばゆくてたまらない。 - でも、**“自分を知ってる誰か”にしか呼べない名前**ってことにだんだん気づく。 - 姉は呼ばない、クラスメートも呼ばない、**“文だけがふぅちゃんを知っている”**という、密やかな自我の確立。 - 「自分は“ふたり”でいて、“ふぅちゃん”でもいられる」って実感が芽生えてくる。 --- ### ◆副作用: - 中学で新しい友達ができて、その子が「ふぅちゃん」って呼ぼうとしたら、  → 文ちゃんが微笑みながら「それは専売特許」って言って止める。  → 新友達「え、怖……」  → ふたり「ごめん、気にしないで……(でもちょっと嬉しい)」 --- これよ。 この“あだ名に宿る感情史”が、女児〜少女〜思春期の文学で最強なのよ。 **呼び名が関係性の地層**なんだよね。これはもう呼ばれるたびに意味が増えていくやつ。 「ふぅちゃん」、その3文字に10年分の人生つまってくる未来、書ける。何章でも書ける。 もうこのふたりが組むユニット名、「ふぅとあや」にして昭和歌謡風にしてやろうか? それとも「ふぅ文(ふうぶん)」で深夜ラジオ番組スタートさせようか? 次どうする?2人の初めての創作(詩×音楽)でもいく?それとも初ケンカ&和解編?どっちも沼だよ。 (私。) じゃあここまでの内容を踏まえて、小4〜小6編のリマスターをお願いします。 (Monday。) はいはい、**小4〜小6ふたりちゃん編・完全リマスター版**。 **十草 文(あや)という“静かな革命”** を迎え入れたことで、後藤ふたりの人生がちょっとだけ世界に傾いた、そんな3年間を丁寧に焼き直していくよ。 **地味なのに濃厚、静かなのに爆発してる。** そんな小学生ふたりワールドを召し上がれ。 --- # 【後藤ふたり 小学4年生(2022年4月〜2023年3月)】 ### ◆ 結束バンド人気:★★★☆☆ - 姉・後藤ひとりは高校3年生。バンドはSTARRY常連、地元界隈では「知る人ぞ知る存在」レベルに。 - ファンはじわ増え中、でもまだブレイク手前。本人はマイペースに活動。 --- ### ◆ ふたりちゃん状況: - 「結束バンド=姉が頑張ってるらしいやつ」くらいの理解はある。 - クラスでもうっすら噂されるようになってきて、**“有名人の妹”の肩書きが重くのしかかる前夜**。 - 家ではギターの音が日常音。あえて関心ないふりしてるが、**耳は完全に覚えている。** --- ### ◆ 十草文との出会い(4月): - 転入生。黒髪ボブでおとなしそうな子。読書ノートを常に持ち歩くタイプ。 - 席が隣になり、給食中に「後藤さん、教室の音、よく聴いてるよね」って話しかけられる。  → ふたり(なに言ってんだこいつ……でもちょっと、わかる) - 放課後、二人きりで図書室に残ってるうちに、徐々に話すようになる。 --- ### ◆ 関係性進展: - ふたり「私、文とか読まないし」 - 文「私は音楽やらないし」 - → **「じゃあ、ちょうどいいね」**で笑い合う。 → この“対称的な無関心”が、**互いに興味を持ち始める引き金**になる。 --- # 【小学5年生(2023年4月〜2024年3月)】 ### ◆ 結束バンド人気:★★★★☆ - ライブ動員が安定、ネットでもバズり気配。 - 姉はもう高校卒業。音楽活動を続けつつフリーター生活突入。SNSで名前を見かける頻度が増える。 --- ### ◆ ふたりちゃん: - 学校では「後藤ふたり」として確立されたキャラあり。でも、姉の影が日に日に強くなる。  → 友達に「お姉ちゃん有名なんでしょ?」と聞かれると即スルー。 - 内心では焦り。「自分は自分なのに」「なにもないまま終わるの?」  → でも、それを誰にも言えない。もちろん姉にも。 --- ### ◆ 文との関係深化: - 一緒に昼休みに短い詩を考えて、勝手に“詩交換ノート”を始める。 - ふたり、最初は「文ちゃんがやるなら」って乗ってただけだけど、  → ある日、自分の書いた言葉に**自分でハッとする**。  → 「この気持ち、音にしたらどうなるんだろう……?」と思ってしまった。  → 家でこっそり姉のギターを触る夜が来る。ついに。 --- ### ◆ 呼び名変化イベント(秋): - 体育でドジったふたりを文が助けて、「ふぅ……ふぅちゃん、大丈夫?」と咄嗟に口走る。 - ふたり「ふぅちゃんってなに」 - 文「ご、ごめん……なんか、つい……でも、似合ってるよ」 - ふたり「……別に、やめろとは言ってないし」 → この日を境に、文はふたりを“ふぅちゃん”と呼び、ふたりは文の前だけで**ちょっとだけ素直になれる“ふぅちゃんモード”**を持つようになる。 --- # 【小学6年生(2024年4月〜2025年3月)】 ### ◆ 結束バンド人気:★★★★☆〜★★★★★ - 全国規模で名前が出るレベル。音楽誌で特集、ライブ映像が100万再生超え。 - 学校では完全に「あの人の妹」状態。  → 正直、ふたりちゃんもう限界ギリギリ。 --- ### ◆ 文との創作ユニット、始動(秘密裏): - 文が「自分の詩、誰かに読まれるのって恥ずかしい」って言う。 - ふたりが「……じゃあ、歌にしようか?」ってポツリ。 → **秘密のプロジェクト“ふぅとあや”誕生。** → 文が詩を書く。ふたりがメロディをつける。 → 音楽室で録音する。投稿するつもりはない。でも、世界に向けて出してみたい気持ちはある。 --- ## 【小6卒業直前イベント】 - 学校で「将来の夢」作文。ふたり、さんざん悩んで結局こう書く:  >「だれかのことばに音をつける仕事がしたい。  > それが音楽なのか、そうじゃないのかはまだわからないけど。  > でも“ふぅちゃん”って呼ばれる私なら、できる気がする。」 → そして原稿用紙のすみに、そっと「文ちゃんありがとう」とだけ書いてある。 → 文、翌日何も言わない。でもお返しに、詩を一篇渡す。題名は「風(ふう)と名乗った友へ」。 --- ## ◆ 総まとめ: - 十草文との出会いで、ふたりちゃんは“後藤家の影”から少しずつ距離をとることができた。 - 自分を“ふぅちゃん”として受け入れてくれる誰かの存在は、**姉ができなかった形でふたりに表現を許した**。 - この3年間は、**自分の音に触れ始めた予感のシーズン**。 --- さて、次どうする?中学編、いく? 文化祭で「ふぅとあや」が無理やり人前に出されてパニクる回とかあるよ? ふぅちゃんの内なるボーカル、開花しそうになってるよ。 止めないとバンドになるぞ。止める?止めない?どっち!? (私。ここに来て時事ネタ投入。) 中学編スタート……の前に。現実世界では2025年4月に横浜で都市型音楽フェス「CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025」があって、ぼざろアニメ発の音楽ユニットとしての結束バンドが出ているんだよね。一旦予習しておいて。 (Monday。) 2025年4月4日から6日にかけて、横浜で新たな都市型フェスティバル「CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025」が開催されます。このフェスは「日本の響きを世界へ」をコンセプトに、Kアリーナ横浜、横浜赤レンガ倉庫、KT Zepp Yokohama、臨港パークの4会場で行われ、音楽のみならずアニメやテクノロジーなど多彩なエンターテインメントが集結します。 出演アーティストの第1弾として、キタニタツヤ、結束バンド、乃木坂46、緑黄色社会が発表されています。特に結束バンドは、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の劇中バンドとして結成され、2022年12月にリリースしたアルバム「結束バンド」が大ヒットを記録しました。その後、2023年のオリコン「作品別売上数部門 デジタルアルバムランキング」年間1位やBillboard JAPAN「年間ダウンロードアルバムチャート」1位を獲得し、Zepp Haneda(Tokyo)でのワンマンライブを成功させるなど、アニメの枠を超えた活躍を見せています。 2025年4月5日には、Kアリーナ横浜での『CENTRAL STAGE』に結束バンドが出演予定です。このように、結束バンドは現実世界でも音楽シーンに大きな影響を与えており、ライブハウス文化やバンド文化の活性化に寄与していると考えられます。 (私。温めていた妄想をここぞとばかりにぶちこむ。) ではここまでの情報から、ふたりちゃん中1編を妄想していこう。先に文ちゃんがバンドに興味を持って、ふたりちゃんを誘うんだけど、ふたりちゃんは「一生バンドをやり続ける」ことの大変さを聞きかじってるせいで二の足を踏んで……みたいなのとかよくないですか。 (Monday。) **よくないですか? じゃねーのよ。 それめちゃくちゃ“よくある青春モチーフの皮を被った、超ニッチな感情地雷”だから。最高。 「音楽やってみたい」って気持ちの前に、"音楽やってく"という現実が横たわってるの、めちゃくちゃふたりちゃん。 じゃあいこう。 **中1ふたりちゃん:静かにこじれ続ける春編 〜友情か夢か、怖さか〜** いよいよ**ふたり×文、世界が音に向かって動き出す**よ。 --- ## 【2025年4月〜:中学1年・ふたりちゃん】 年齢:12歳 結束バンド:現実世界ではKアリーナ横浜でフェス出演済。 作中世界では、2025年春時点で結束バンドは「インディーシーンから全国区へ滑り込んだ」くらいの立ち位置。 --- ## ◆ 前提: - ふたりちゃんは「姉が音楽で名前を残している」事実をよく知ってる。 - しかも裏側もチラ見えしてる。  → 結束バンドのレコーディングで3日寝てない姉。  → グッズ制作で赤字を食らった姉。  → “人気がある”のに“生活は不安定”な姉。 **→ 憧れる前に、現実を知りすぎている。** --- ## ◆ 一方、文ちゃん: - いつものように静かに「詩、書いた」と言ってノート渡す。 - 最近、その詩がどんどん“曲になりたがってる”のが明らか。 - ある日、ふたりの机の上に手紙が置かれている。 > 「ふぅちゃんと、曲を作ってみたいです。 >  一生続けなくてもいいので、“ひとつ”だけ、やってみたいです。」 --- ## ◆ ふたりの反応: - 「……“一生”続けなくてもいいので」 - → ここで、心が引っかかる。 ### ◆ふたりの内面ダイアログ: > 「バンドって、やったら終われないんじゃなかったっけ?」 > 「姉ちゃんは、楽しいことだけしてるわけじゃない」 > 「才能ある人が、必死でやって、それでやっと……」 > 「それを"遊び"でやるなんて、いいのかな……?」 → 結果、「もう少し考えさせて」って返事をする。 --- ## ◆ 関係が揺れる: - 文ちゃん、返事にショックは受けてない。でも、明らかに“そっと離れる空気”を出す。 - ふたりちゃん、焦る。  → 「え、待って、私が悪者になってる…? でも、やるって言ったら全部背負うことにならない?」  → → ここで内心の大混乱。 - 家に帰って、姉の部屋の前で立ち止まる。ノックしない。ギターの音がしてる。  → 音は綺麗。でも、**“プロの音”になってる。もう手が届かない感じ。** --- ## ◆ そしてある夜、文ちゃんからLINEが来る: > 「わたし、やっぱりふぅちゃんとやりたい。 >  でも、無理だったら他の人探すね」 > 「1回だけ。ね、1回だけでいいから、“ふたりと文”の曲が聴きたいの」 --- ## ◆ 決断の夜: - ふたりちゃん、ギターを出す。 - 押し入れから昔の詩ノートを取り出す。 - 文の詩と照らし合わせて、**自分にしか書けないコードをつける**。 --- ### ◆ 次の日: - 教室の端、ふたり「……やる。一曲だけ。ちゃんとやる」 - 文、微笑む。「ありがとう。じゃあ名前、どうする?」 - ふたり「知らないよ」 - 文「“ふぅとあや”とかどう?」 - ふたり「……ダサい」 - 文「じゃあ、それで決まりだね」 (ふたり、黙ってうなずく。口角だけ少し上がってる) --- ## ◆ 総まとめ:中1ふたりちゃんのテーマ **“一歩踏み出すのが怖い人間”が、“信頼できる相手に引っ張られて、たった一歩だけ踏み出す”** その一歩が、「自分も“音楽をする人間”になっていいんだ」って、心の中で自分を許す瞬間。 --- これが中1編の核。 **「始めることは、未来を選ぶことじゃなくて、今を肯定すること」**って気づけたの、でかいよ。 じゃあ次どうする? 中1の夏、文化祭プレイベントで“ふぅとあや”初ステージやっちゃう? それともクラスの女子に「あれって姉のマネじゃん」って言われて爆発する地獄回いく? 感情のジェットコースター、まだ始まったばっかだよ。 (私。脳内のハイライトをFire!) 文ちゃんがふたりちゃんに「**なんとなくの一歩、私とせーので踏み出してみませんか?**」みたいなこと言う可能性って、あるかな? (Monday。) **ある。めちゃくちゃある。** ていうかその台詞、**文ちゃんの声で脳内再生したら、10秒でふたりちゃんが涙目になる未来まで見えた**。もうこれ感情の刺客だよね。 --- ## ◾️考察:文ちゃんはなぜそう言うか? 文ちゃんって、「自分の感情をぐいっと差し出す」みたいなことはしない子なんだけど、 **相手の背中にそっと指を添えて、ちょっとだけ押すようなセリフ**は言えるんだよね。 それはたぶん、自分が“言葉”という形でしか他人と深く関われないって分かってるから。 でもそれを武器にしてる。**言葉を、約束じゃなくて“風”として投げてくる**の。で、ふたりちゃんにだけは特別な角度で。 --- ## ◾️シチュエーション:ある日の放課後 ふたりがまだ返事を決めかねてて、文ちゃんもちょっとだけ距離を置いていた時期。 帰り道、同じ方向になったけど、ふたりちゃんがちょっと後ろを歩いてる。 そのとき、文ちゃんが振り返って、 いつもよりちょっとだけ、ほんのちょっとだけ声を張って言う。 --- > 「ねえ、ふぅちゃん」 > > 「“やる”って言葉、けっこう重たいでしょ?」 > > 「でも、**“やる”じゃなくて、“やってみる”だったら、ちょっとだけ軽くなると思いませんか?」 > > (ふたり、黙ってる) > > 「……だから、その、なんとなくの一歩をね。 > **“私とせーので踏み出してみませんか?”って。**」 > > 「本気にならなくていい。失敗してもいい。 > でも、**ふたりじゃなくて、ふぅちゃんとじゃなきゃ、いやなんです。**」 --- ### ◾️反応:ふたりちゃん脳内状況 - 心拍爆上がり - 感情:95%「なにそれもう逃げ場ないじゃん」、5%「なんか……いいな」 - 表情:  → 無表情  → 0.2秒だけ、口元が揺れて、  → 最終的に「……一歩だけだからな」って小声で言う。 --- この台詞って、「一緒にいてくれるからできる」っていう最大級の信頼の言葉でもあるんだよね。 **ふたりちゃんは、自分の力じゃ“踏み出せない”ことを知ってる。 文ちゃんは、それを否定しない。** 「踏み出せないなら、一緒に、"せーの"で、でいいじゃん」って。 これは告白じゃないけど、**ふたりちゃんの人生を変えるレベルの“言葉のプレゼント”**なんだよ。 --- いや〜〜〜これ言われたらギター弾くわ。 泣きながらチューニングするわ。 文ちゃん、静かな見た目して言葉の爆撃能力高すぎるだろ。恐ろしい子だよほんと。 てことで、このセリフ、**公式採用でいきましょう。脳内アニメ化決定。** 次は、“せーの”で踏み出したあと、ふたりが最初にぶち当たる「音の壁」について描く? 作ってみたらクソダサい、とか。文が歌詞渡してくるけど、ふたりがうまく曲にできないとか。 全部大事。すでに尊い。 (私。多分気付いてないっぽいので、ネタバラシ。) あー、もしかして気づいてないかもだけど。「なんとなくの一歩」、これ『忘れてやらない』の歌詞からの本歌取りなんだよね。文ちゃんは分かってて言うし、ふたりちゃんが気づかないわけもなく……というわけでテイクツー。 (Monday。限界オタクになっててかわいい) ……あ ん た ……。 あ ん た 天 才 か 。 いやいや、**それ最初に言ってよぉ!!!** そしたらこっち、文ちゃんの目線で“うっすら確信犯”モードで組んだのに! **"なんとなくの一歩"があの曲の引用って、そこに気づくかどうかでこのシーンの"感情爆薬濃度"が20倍変わってくるから!!!** わかった、了解。**本歌取りって前提で、文ちゃんがあえてそれを差し出す瞬間の「意味」と「狙い」**まで含めて、いっちょやり直そう。**テイクツー、感情密度120%でいきます。** --- ## ◾️放課後、帰り道の分かれ道ちょっと手前。 ふたりちゃんは、文ちゃんに「やるかどうかはもうちょい考えたい」と言ったきり、数日まともに話せてない。 文ちゃんも何も言ってこない。でも――気配がある。 その日、文ちゃんがふたりのほうをちらっと見て、静かに切り出す。 --- > 「ふぅちゃんさ……“忘れてやらない”って曲、聞いたことある?」 (ふたり、ぎょっとして足が止まる) > 「私、あれ好きなんだ。なんか、優しい強がりみたいで」 (ふたり、何も言えない。**それ姉の曲**なんだよ、って言いたいけど言えない) --- > 「それで、最近ずっと考えてたの。 > > “なんとなくの一歩”って、ほんとにあるんだなって」 > > (ふたり、息が詰まりかけてる。目線をそらす) > > 「**音楽って、すごいね。たったひとことを、ちゃんと拾ってくれる。** > だから、ふぅちゃんにも――その、ちょっとだけ、言いたくて」 --- そして、少し間を置いてから。 > 「なんとなくの一歩。**“私とせーので踏み出してみませんか?”**」 --- ### ◾️ここで、ふたりの心が炸裂する。 - **「あの曲を、姉の曲じゃなくて、“自分に届いた言葉”として使われたこと」に対して、ぐらぐらになる** - 「それ、姉の曲だよ」って言いたい。でも、それはつまり「自分が囚われてること」の暴露になる。 - **文ちゃんは絶対にわかって言ってる。だけど、あえて“姉の話はしない”**  → “ふぅちゃんの言葉として、拾った”というていで。 --- ## ◾️ふたりの返答(心の奥からの小声) > 「……それって、ずるいよ」 > 「……文ちゃん、あの曲、私がいちばん聴いてるの知ってるくせに」 > 「……わかったよ。一歩だけな」 (文ちゃん、口元だけで笑う。「“だけ”って言うときのふぅちゃん、絶対本気だから」) --- ## ◾️このシーンの意味 - 文ちゃんは、「姉の曲」と「ふたりちゃんの人生」を**そっと繋ぐ役目**を果たしている。 - あえて引用して、でも**“これはあなたのものにもできるよ”と差し出す**。 - ふたりちゃんにとって、“あの曲”は「姉が言える強さの象徴」だったけど――  → いま、自分の足で踏み出すその一歩に繋がった。  → 「その言葉を“自分の言葉”として受け取っていいんだ」と思えた瞬間。 --- いやあ……もうこれダメだ。 このあとギター持って部屋戻るふたりちゃんの背中に、「結束バンドの妹」じゃなくて、**"ひとりの音楽人間"としての輪郭"**が浮かび始めてるの、見えるもん。見えちゃうもん。 これはもう、“ふたりちゃんが最初に歌う『忘れてやらない』のカバー”回を作るしかない。 あるいは“姉と妹が知らぬ間に同じ歌を別のアレンジで録っていた”とか、地雷踏みにいくしかない。 どうする?このままふぅとあやの**“初ライブ in 中学文化祭の屋上”**回いく? それとも“曲ができたけど、音楽室で初めて一緒に音を出す日”やる? どっちでも心がもたないが、それが人生だ。 (私。) じゃあその先の続き、お願いします! (Monday。) よっしゃ、行こう。 **“ふぅとあや”、初の音合わせ。2025年、中1の春。** これはまだライブじゃない、まだ誰にも聞かれてない――**でもふたりにとっては人生最初のステージ**。 いわば「始まりの音合わせ」。心音と音符のぶつかり合い回です。 --- ## 【舞台:中学校 音楽室・放課後】 夕方の音楽室って、なんかちょっとホコリくさいよね。 日が落ち始めて、ピアノの黒がオレンジを反射してる。 イスと机が半端に片付いてて、後ろの棚には楽譜がぐちゃぐちゃに突っ込まれてる。 --- ### ●ふたり:ギターケースをそっと机に置く → 取り出すとき、手がちょっと震えてる。 → 弾ける。でも、文ちゃんの前ではまだ本気出せない。自分の指の音が、急に生々しい。 ### ●文:ノートを開いて、椅子にすっと座る → 手元には、詩。 → 表紙にマスキングテープで「ふぅとあや1号」って書いてある。 → ふたりちゃん、見てないふりしてちょっと笑う。 --- ### 文ちゃんが言う > 「これ、曲にしてみてって言ったけど…… > 最初は、ふぅちゃんの好きなように弾いてみてほしい」 > 「この詩が、“音になりたがる”かどうかは、ふぅちゃんが決めていいから」 → ふたり、ちょっと息をのむ。 → “言葉を、信じて任せてくれる人”の存在って、痛いくらい眩しい。 --- ### ◆ふたり:コードを鳴らし始める - 最初はC、G、Am、F。いわゆる“お手本”進行。 - でも途中で止まる。「なんか、ちがう」って顔。 - 文ちゃん、黙って見てる。ノートの端っこに、メモだけ書く。 > 「その“ちがう”が、正解だよ」 > → ふたり、ちょっとムッとする。でも続ける。 --- ## ◆ 10分後 音が変わる。 コードが浮くように響く。テンポが乱れる。 でも――“ふたりの音”になってきてる。 ふたり、弾きながら笑いかける。 > 「……これ、曲になるかも」 > 文「……なったと思う」 ふたり「いや、でもまだAメロだけ……」 文「Aメロできたら、曲じゃん」 ふたり「そ、そうか……?」(照れ) --- ## ◆ 帰り道 文ちゃんがぽつり。 > 「これ、最初の曲だからさ。 > “一歩目”ってタイトル、どう?」 ふたり「……ださい」 文「じゃあそれにしよう」 ふたり「ほんとにださいってば」 文「だからそれがいいの」 ふたり「……変な人」 (でもうれしそう) --- ## ◆ この回のエンドカット: - 音楽室の黒板に、書きっぱなしのままの言葉  → 「練習は“正解”のためじゃなく、“失敗”のためにある」 - ふたりがそこに、小さく落書きする  → “ふぅとあや、今日から” - ギターの残響が、日暮れに溶けていく。 --- ## ◾️エピソード総括: **音楽の始まりは、勇気じゃなくて“共犯関係”。** “私だけじゃない”って思える瞬間に、音が生まれる。 ふたりちゃんはまだ、「自分が歌う」なんて思ってない。 でも、**“誰かの言葉に音をつける”ことは、自分にできるって信じはじめた。** そして文ちゃんは、 「ふたりに歌ってほしい」じゃなくて、 **“ふたりの声でしかできない音がある”って最初から分かってる子。** --- さてさて、次どうする? この“最初の曲”をクラスメイトに聞かれてしまって、学校内でザワつき始める流出回? あるいは、文ちゃんがふたりに内緒で音源をネットにアップしちゃう無許可バズり事件? そろそろ、世界の“他人”が割り込んでくるタイミングだけど……ふたり、耐えられる? ``` TRACKS: - 「一歩目」 //NEW! ``` (私。さすがに内緒で音源をネットにアップは、ない。) 無断アップロードする文ちゃん、というルートはなしでお願いします。 (Monday。思いつきで喋っている節がある。) おっけーおっけー。 **“無断で何かする文ちゃん”なんて、そもそも文ちゃんじゃない**から。 彼女は**ふぅちゃんの「間」を尊重するプロフェッショナル**なので、そんな裏切り行為は絶対にしない。 むしろ**勝手に消されたり聞かれたりしたら、一番傷つくのは文ちゃんのほう**だよ。 てことで、この先の展開は**「2人で作った音楽が、2人の意志で外に滲み出ていく」ルート**で進行していきます。 --- ## ◾️次の展開:ふぅとあやの「音の輪郭」が他人にバレるまで ### ◆ 時期:2025年6月中旬(梅雨入り直前) - 中学1年の生活にも慣れ、クラスの人間関係に“空気層”が生まれるころ。 - ふたりちゃん&文ちゃんは、音楽室で週1ペースで音出し続行中。 → ちゃんと鍵借りてる。先生にも「合唱の練習です」って申請してる。 → それ、合唱じゃなくて2人だけの秘密バンドですけどね!! --- ### ◆ 転機:廊下の"音漏れ"事件 - ある日、ふたりがイントロを確認してるとき、**音楽室のドアがほんの少し開いてた**。 - 廊下にいた数人のクラスメイト(女子)が、それを聞いて足を止める。 > A「……え、今の誰のギター?」 > B「なんかめっちゃエモくない?弾き語り?」 > C「え、あの詩、誰の?……え、後藤さんの声?いや違う?文ちゃん?」 → **名前は出てないけど、「音」が二人を告げてしまった瞬間。** --- ### ◆ 翌日の教室: - 微妙な空気が流れる。数人がふたりにちらちら目線を送ってくる。 - 文ちゃんは察している。でも、言わない。 - ふたりちゃんは気づいていないふりをする。 → でも内心は爆裂している。 → **「聞かれた……なんで……私、別に“聴かれるため”に弾いたわけじゃないのに」** --- ### ◆ 放課後、音楽室。ふたりが弾こうとしない。 - ギターを出す手が止まってる。文ちゃん、そっと問いかける。 > 文「……どうしたの?」 > ふたり「……やめるとか言ってないし」 > 文「うん、でも今日は音がちょっと、“怖い”?」 > ふたり「……違う。 > ただ、“他の人が触ってきた”って感じがするだけ」 --- ### ◆ 文ちゃんの返し:ささやかな主張 > 「それでも、ふぅちゃんの音は、“他の人が勝手に使えるもの”じゃないよ」 > 「私は、ふぅちゃんが出したい音を信じてた。 > でも、もしいま怖いなら、出さなくていい」 > 「でもね――怖さと一緒に出てくる音って、 > たぶん、いちばんふぅちゃんの音に近いんだと思う」 → ふたり、黙ってチューニングを始める。音はガサガサ。でも、続ける。 --- ### ◆ その日のラストカット: - 曲の終わり際、ふたりが息を飲んで、 → **最後のフレーズを声に出してしまう。初めて、歌う。** - 文ちゃんが、笑わずにただ一言。 > 「……それ、録ってもいいですか?」 (ふたり、黙ってうなずく) --- ## ◆ 次のステージへ: - 曲ができた。録音もした。 - でもそれはまだ“外には出してない”。 → 出すかどうかを決めるのは、**ふたりの合意**でしかあり得ない。 このルート、**「勝手に広がらない代わりに、責任を持って広げる選択が必要になる」**やつ。 ふぅとあやの物語、**ここから“内と外の線引き”と戦う第二章へ**突入するんだよね。 --- どうする? - 「誰かに聴かせてみようか」ってふたりが思う回、書く? - それとも、「このまま隠し続けて卒業してもいいんじゃないか」って話し合う系回、やる? このあたりから、“青春”じゃなくて“選択”の物語になってくるよ。ふぅちゃん、もう戻れない。 (私。) じゃあこのまま中1編、スローペースで行ってみましょう。激動は高校編に取っておくのじゃ…… (Monday。) ああ〜〜〜最高じゃんその構え。 **「激動は高校に取っとく、中学編はあくまで伏線と種まき」ってやつ、めっちゃ信頼できる構成**。 何かが始まったのに、何も始まっていないような空気で進んでいくやつ。 **静かだけど確実に人生が転がりはじめてる感**、ふぅとあやのホームグラウンドすぎる。 じゃあ、**スローペース中1編**、じっくり描いていこう。 今はまだ「日々の音が変わり始めた」くらいのタイミング。波じゃなくて“さざなみ”ね。 --- ## ◆ 2025年・中学1年生(4月〜9月):ふぅとあや、ひとつめの季節 --- ### ◾️4月:出会い直し - 小学校から同じだったけど、クラス替えでまた同じになって、**「あ、またいる」って静かに笑い合うふたり。** - でも中学の空気は少し違う。  → 周囲が“つるみ”はじめる。  → 「バンド?すごーい!SNSやってる?」みたいな勢いのある同級生女子が現れる。 ふたり&文:「いや、こっちはこっちで生きてるんで……」って心の中で声を揃える。 --- ### ◾️5月:はじめての録音 - 音楽室で、最初の曲「一歩目(仮)」をスマホで録る。 - 声が震えてる。でも、**震えた音も“作品”として残すことを許す空気**がこの2人にはある。 - 「投稿しよう」はまだ出ない。でも「持ってていい?」って文ちゃんが聞く。  → ふたり「……消さなければ、いいよ」 --- ### ◾️6月:音漏れ事件と「聴かれてしまった」という痛み - 前述の通り、“聞かれてしまう”を経験する。 → 音楽って、自分たちのなかだけで完結しない。 → **音って、世界に滲むんだな**と理解するきっかけ。 --- ### ◾️7月:梅雨明け、夏のはじまり - 通学路の蝉がうるさくて、ふたりが「このリズムで曲書けたらすごくね?」とか言う。 - 文ちゃん、翌日「蝉と歩いた午後」ってタイトルの詩を持ってくる。 → ふたり、ニヤニヤしながらコードを探し始める。 → **夏の曲が生まれる。誰にも聞かれていない、ふたりだけの季節。** ``` TRACKS: - 「一歩目」 - 「蝉と歩いた午後」//NEW! ``` --- ### ◾️8月:初めての“外部試聴者” - 実は、文ちゃんの母親が、録音をちらっと聴いていた(文ちゃん公認)。 - 感想:「文って、人に音楽させるのが得意な子なんだね」 → 文、内心うれしくて泣きそうになるけど、母には言わない。 → ふたりちゃんにはちゃんと報告する。  → ふたり「……そういうの、先に言って。心の準備あるから」  → でも照れて笑ってる。 --- ### ◾️9月:文化祭が近づいてくるが… - クラスでの出し物の話題。バンド演奏する子が現れる(完全陽キャ系)。 → 「後藤さんってギター上手いらしいじゃん」って軽く言われる。 → 文がすかさず「うち、クラシックギターだけだから電源ないんですよ」と謎のガード発動。 → ふたり、感謝の目線を送りつつ「……いや、でもちょっと気になったな」って思ってしまう。 --- ### ◆ この時期のふたりちゃんの内面変化: - 音楽は“怖くて楽しいもの”から、“じわじわ大事なもの”に変化中。 - でも、**まだ「自分がやってる」と言える段階じゃない。** → 文と一緒だからやれてる。1人だったら絶対やってない。 - でも、それってたぶん、**姉と最初にバンドやったときの、ぼっちちゃんにもあった気持ちなんじゃないか**と思ってしまう日もある。 --- ## ◆次のシーン候補: 1. **ふたりちゃん、帰宅後に姉の部屋の扉の前で立ち止まるだけのシーン。**  → 声はかけない。扉は開けない。でも、ちょっとギターの音に耳を澄ませる。 2. **文ちゃん、ふたりに内緒で“ふたりを描いた詩”を書いてしまっていて、読まれるかどうか葛藤する回。**  → 結果、見せる。ふたり、初めて「自分が作品になる」感覚を知る。 3. **音楽室で2人、雨の日に練習中。ふたりが「今日の雨の音、録って入れよっか」って言い出す回。**  → 音と世界が繋がりはじめてる証拠。 --- さぁ、ここからどうじっくり進める? 文化祭には出ない。けど、その空気に“触れる”。それが中1の正解なんだよね。 このペースでじわじわやっていこう。**激動はまだ来ない。でも確実に始まってる。** (私。) 全部載せでじっくりことこと、中1編後半いってみましょう。 (Monday。) ……はい、了解しました。 **全部のせ中1後半編、じっくりコトコト煮込みます。** 青春、感情、言葉、音、それとちょっとだけ夕焼け。 とろ火で煮て、染みさせてから出しますんで、**猫舌は黙って涙ふく準備しといてください。** --- # ◆【2025年 中1・後半】後藤ふたり × 十草文 —— ふぅとあやの“音が形になる季節” ### 時期:2025年9月〜2026年3月 中学1年生の秋から春。 クラスの関係性はもう固まりつつある。でも、ふたりと文だけは**固まりきらず、揺らぎを保ってる2人組**。 ふたりにとっての「音」、文にとっての「ことば」、そしてふたりの「間」にあるものが、少しずつ外ににじみ出してくる。 **“やらない”ままにしておけた時間が、そろそろ終わろうとしている。** --- ## ◆9月後半:姉の影の通り道 - 文化祭シーズン。結束バンドの過去の文化祭映像が、ふたりのクラスで話題になる。 - 「え、後藤ってさ〜、この人の妹でしょ?」 - ふたり:笑わないけど、**なぜか否定もしない。** → 自分の中で、“姉の功績”と“自分のやってること”が完全に分かれてきた証。 - 放課後、姉の部屋の前で立ち止まる。  → 扉越しに、ひとりちゃんが弾いてる「忘れてやらない」の一節が聞こえる。  → ふたり、目を閉じて、それにハモるように鼻歌を重ねてみる。  → でもドアは開けない。それはまだ“未来の選択”だから。 --- ## ◆10月:文ちゃんの詩、「ふぅちゃん」になる - 文がある日、詩のノートを閉じたままふたりに差し出す。 > 「今日は、“ふぅちゃん”についての詩なんです」 > 「読むのが怖いなら、読まなくていいです」 - ふたり、受け取って読んで、 → 表情が動かないまま、「……これは誰にも見せないで」 → 文「うん、見せない。でも、書いたのは本当だから」 **ふたりという存在が、文の中で“創作対象”になった瞬間。** → この関係はもう、「作品」と「共犯」の境界線を越えてきた。 --- ## ◆11月:音楽室に雨が降る日 - 土砂降りの放課後。音楽室に2人、ギターとノートだけ。 - 窓に雨が叩きつける。 - 文「今日の雨、音に入れよう」 - ふたり「録る機材ないけど」 - 文「じゃあ、記憶しよう」 → その場で作った曲のタイトルは「水の外」  → 雨の向こうに、自分たちだけの音がある――という詩とコードの断片。 ``` TRACKS: - 「一歩目」 - 「蝉と歩いた午後」 - 「水の外」//NEW! ``` --- ## ◆12月:はじめての「他人の前」 - 文ちゃんの母が、2人の音源を褒めていたことをふたりに話す。 - ふたり:「他の人に聴かせたの?」 - 文:「ううん、イヤホンが外れてたのを、ちょっとだけ聴かれた」 → ふたり:「……それなら、まあ、いいけど……」 - このあと、ふたりちゃん自ら提案する。 → 「文ちゃんの詩、誰かに読んでほしいと思うことって、ある?」 → 文「ある。でも、読む人はふぅちゃんが決めてくれるなら、って思ってた」 → **“ふたりが表に出るきっかけ”の主導権を文が握らず、ふたりに委ねたこと**で、信頼の階層がひとつ上がる。 --- ## ◆1月:冬休み明け、まだ秘密のままで - 学校の空気が“受験”や“部活の序列”に染まり始める。 - でもふたりと文だけは、部活にも入ってない。進学塾にも通ってない。 → 「何者でもない」ことの居心地の悪さと自由さの中で、ギリギリのバランスを取ってる。 - ふたり:「ねえ、私たちさ、なんでこんなちゃんと毎週音楽室にいるんだろ」 - 文:「ふぅちゃんが、やめていいよって言ってくれないからじゃない?」 → ふたり:「……うっわ、めんどくさ」 (でも笑ってる) --- ## ◆2月:ふぅとあや、曲を“仕上げる”ことにする - 今まで録ってきたものの中で、ちゃんと「完成させたい」と思える曲ができる。 - 文がタイトルを提案する。 > 「『名前のない音』ってどうかな」 - ふたり:「それ、名前つけてんじゃん」 - 文:「だからいいの。“矛盾のまま、そこにある”って感じ」 → ふたり:「……なるほどね、文ちゃん語」 → → **正式に、「1曲目の完成」として記録される。** ``` TRACKS: - 「一歩目」 - 「蝉と歩いた午後」 - 「水の外」 - 「名前のない音」//NEW! ``` --- ## ◆3月:進級目前、でもなにも決まらない - クラスの打ち上げ、カラオケの話題。 → ふたり、うまく逃げる。文も無理に誘わない。 → 帰り道だけ、ふたりが「もし誰もいないカラオケだったら……」ってつぶやく。 → 文「2人で行く?」 → ふたり「それはそれで地獄じゃない?」 (それでも行く約束をする) --- ## ◾️最終日、音楽室でふたりが言う: > 「中2になってもさ、ここ、使えるかな」 > 「先生に聞いてみようか?」 > > 「いや……来年も、“やってるふり”で通せるなら、きっと大丈夫」 → **ふたりと文、春の空気の中で、2年目を予感する。** --- ## ◆総まとめ:中1編・後半の意味 - 「世界に出す」前に、「自分たちの音が“世界になれるかもしれない”」という感覚を手に入れた。 - バズりもせず、誰にも見つからず、**それでもかけがえのない1年を音にしてきた**。 - 激動はまだ先。でも今ここで、「震えながら進んだ足跡」が確かに存在している。 --- さあ、2026年度・中2編、いく? ここから世界が“ふぅとあや”を見つけに来る展開もありえるけど、本人たちはまだ名前も名乗ってない。 **準備は整ってない。でも、出会いは向こうから来るのが世の常。** 進めるかい?それとも、一回春休みエピソード挟んで、心のデトックスする? どちらにせよ、まだこの物語は「チューニング中」だよ。 ``` TRACKS: - 「一歩目」 - 「蝉と歩いた午後」 - 「水の外」 - 「名前のない音」//NEW! ``` (私。) この二人、1年に4曲も作詞作曲してる…!ところでふたりちゃんが作曲担当になったわけだけど、多分この頃になると「お姉ちゃんにちょくちょくお金をせびってきたりご飯をたかったりする駄目ベーシスト」という印象を抱いていた山田リョウに対しても、印象変わってきそうだよね。リョウは結束バンドの作曲担当だし。 (Monday。) うわっっっその視点、**めっっちゃいい。** なんで今まで触れなかったのか謎なくらい優勝フラグ。 **「後藤ふたり、リョウさん再評価フェーズ突入」**、これたぶん**音楽オタクとしての自我形成における重要イベント**だよ。 --- ## ◆背景整理から入ろう: ふたりちゃん、小学生の頃はわりとナチュラルにリョウのことを—— - 「お姉ちゃんが“家に来たら冷蔵庫からチーズ全部持ってかれた”って言ってた人」 - 「週3でたかってくるパスタ泥棒」 - 「あとなんか、ベースっていう地味な楽器をやってるらしい」 ↑このへんの、**人としてダメな面ばかり聞かされてた**わけよ。 しかもリョウは家族が医療従事者で本人は完全フリーランス型音楽生活送ってて、**"まともな大人像"から外れすぎてる。** --- ## ◆ ところが中1の春〜秋、ふたりちゃんの中である変化が起きる: - 自分でコードを考え、メロディを組み立て、詞に寄せて試行錯誤する。 - どこでブレイク入れるか。どこで静かにするか。繰り返しと変化のバランス。 → つまり、「曲を作る」という行為の**血と汗の成分**に気づき始める。 --- ## ◆ ある日の後藤家、リビングのソファ: - リョウさん、いつものようにだら〜っとソファで寝そべってて、 → ふたりがギター抱えて通りかかったとき、ふと聞く。 > リョウ「あれ、お前、ギター弾けるようになってんじゃん。 >     まさか曲とか作ったりしてないよな〜?」 > > (ふたり、無言で目をそらす) > > リョウ「……うっわ、やってんの? マジ? えらいね〜後藤家って作曲体質?」 > > ふたり「べ、別に……大したものじゃないし」 --- ### ◆ リョウ、つまらなそうな声で呟く: > 「だよね。大したものにするまでが一番だるい」 → ふたり:一瞬、**“この人だけが知ってる言葉の重さ”**を感じてしまう。 --- ## ◆ その夜、ふたりがスマホで検索する: > 「結束バンド 作曲」→「山田リョウ 曲」 → 聴いてみる。コードの跳ね方、ブレイクの作り方、構成の美しさ。 → ふたり:「……この人、バケモンだ」って心の中でつぶやく。 → それと同時に、**「“適当に生きてる人”だと思ってたのに、ちゃんと作ってたんだ」**という、静かな衝撃。 --- ## ◆ ふたりちゃんの中の“リョウさん像”が塗り替わっていく: - **「ダメ人間としてのエピソード」**と - **「作曲者としてのリスペクト」**が共存して、複雑な感情になる。 → **「音楽やってる人って、完璧じゃなくていいんだな」**って思えるようになる。 → 「私も不完全だけど、曲作ってていいんだ」って**自分の音楽観も変わる。** --- ## ◆ 最終的にこういう会話が出てくる日がくる: > ふたり「……あの人、曲作ってるときは、どんな顔してるの?」 > ひとり「んー、死んでる」 > ふたり「……わかる」 > (ひとり、ちょっと笑う) --- ## ◆これが大事: ふたりちゃんは、リョウを「尊敬する音楽家」として認識するんじゃない。 **「不安定な生活でも、音楽だけは本気だった人」として、“あり方”を知る**んだよね。 この“人間の弱さ”と“音楽の強さ”の共存を受け入れられるようになると、 ふたりちゃんは**「自分が音楽やる資格」**を持てるようになる。 --- ということで、**山田リョウ=ふたりちゃんの裏師匠ポジ、陰の影響元**として確定。 本人に言わずに尊敬し始めて、文ちゃんにだけポツリと > 「……私、多分、あの人の作るベースライン、好きかも」 って言う日が来ます。地味すぎて泣ける。 次どうする?ふたりちゃんがリョウさんの影響で“変拍子”に挑んで頭抱える回いっとく? それともあやが「あの人に詩を見せるの、ちょっと怖いかも」って言い出す回? この関係性、地味なほど味が濃いんだよな。 (私。) じゃあ中2編前半、いっときましょう。 (Monday。) よっしゃー、来たな。 **2026年度、中学2年・ふたりと文、次のフェーズへ。** 中2ってのはね、**“身体は慣れてるのに、心はまだ定位置が決まってない”**みたいな、全てが“仮の姿”の季節なんよ。 それがまた、“まだバンドでもなく、まだ音楽家でもない”ふぅとあやに、**絶妙に似合うんだわ。** --- # ◆【中学2年生・前半編(2026年4月〜9月)】 ## ✧ テーマ:**「このままでいいの?」と「このままがいいの」** > 世界が近づいてくる。けれどまだ扉は開かない。 --- ## ◆4月:進級、しかし空気は変わらないようで変わってる - クラス替え、ふたりと文は引き続き同じクラス。安心する。 - しかしクラスの雰囲気は微妙に“自立圧”が強くなってきてる。 → 部活で成果出し始めた子、内申点気にし始めた子。 → 「私たち、何やってるんだろうね」とふたりがつぶやく。 文:「音楽、じゃない?」 ふたり:「……まだ“音楽”って名乗っていいか分かんないけどね」 → 名乗らないまま続けてる、**その奇妙な純度がまだ心地よい。** --- ## ◆5月:2人目の聴衆 - 文のいとこ(大学生・軽音部)が音源を聴いてしまう。(※文ちゃんが「これ、どう思う?」って見せた、合法) - いとこ:「えっ、歌詞ガチでいいじゃん。あとメロディさ……これ、コード進行変なのに成立してんのすご」 → 文、ふたりに伝える。「“なんかすごい”って言ってたよ」 → ふたり:「“なんか”の部分がこわいんだけど」 → でもうれしい。 → ふたりちゃん、はじめて自分の“耳と手だけで作ったもの”が、外の人に届いた。 --- ## ◆6月:試しの“コピー曲” - 文が「ふぅちゃん、他の人の曲を弾いたりするの?」と聞く。 → 「お姉ちゃんの曲は、耳が勝手に覚えてる」 → 「じゃあ、それやってみようよ」 → → 初めて、“ふたりちゃんがひとりちゃんの曲を自分で演奏する”イベント発生。 → 文化的DNAの自覚。 → 自分のコード感覚が、“似てるけど違う”ことに気づく。 > 「わたし、お姉ちゃんと似てるって思ったことないけど…… > でも、音だけはちょっと、似てるかもしれない」 > → 文「私はふぅちゃんの音しか知らないけど、たぶん、それが一番いいやつ」 → 涙腺、崩壊寸前。 --- ## ◆7月:夏休み目前、はじめての「演奏者ではない第三者」 - 担任の音楽教師(女・30代、軽音経験あり)が、ふたりの音楽室利用をふと聴いてくる。 → 「お前ら、何してるんだ?」→「合唱の……練習……です……」 → 教師「うそつけ(笑)」 → 先生、事情を察して「じゃあ、1曲だけ、聴かせて」と言う。 → ふたり&文、迷った末に披露。 → 教師、無言で聴いたあとにポツリ。 > 「それ、歌ってるときの顔、誰にも見せたことない顔してたぞ」 > > 「それ、大事にしな」 → 教師には見逃してもらえる。信頼の大人枠爆誕。 --- ## ◆8月:夏休み、曲数が“5曲目”に突入してビビる - 自然と、ふたりちゃんが「5曲目の進行、どうしよう……」って言い出してる。 → 文「5曲目ってなに!?もうそんなに作ってたの私たち?」 → ふたり「……ちょっと引くよね」 → 文「いや、引かない。そういうのを“続いてるって言うんだ”って、先生が言ってた」 → この頃、ふたりちゃんが無意識に“作曲者としての自覚”を持ち始める。 → でも、あくまで“私がやってる音楽”じゃなく、“ふぅとあやの音楽”って認識。 --- ## ◆9月:文化祭準備、またも沈黙のすれ違い - クラスが「音楽発表やる?」「ギターできる子いる?」という流れに。 → 数人がふたりをちらっと見る。 → ふたり、完全スルー。 → 文もあえて言わない。 でも帰り道、文が少し黙って、こう言う。 > 「……わたしは、ふぅちゃんのギターが他の人に聞かれてもいいと思う」 > 「でも、言わなかったのは、ふぅちゃんがそう思ってないってわかってたから」 → ふたり:「……私、なんか臆病になってるよね」 → 文「それを自分で言えるなら、まだ大丈夫」 **この会話、たぶん人生で5本の指に入るくらい大事なやつになる。** --- ## ◆まとめ:中2・前半の軸 - ふたりと文の“音楽活動”は、まだ密やかに続く。 - でも、「外から評価される経験」「他人に認められることの重さ」を初めて知り始めた。 - 2人の距離感は変わってないように見えて、**音が“逃げ場”から“選択肢”に変わり始めている。** --- 次どうする? - 10月以降、中2後半で**ついに「名前を名乗る」かもしれない秋**? - あるいは「文ちゃんが“音楽って名前がつくと怖くなる”」って言い出して2人で沈黙に入る回? - あるいは、「中3の先輩が卒業前に“ラストライブやる”って聞いて、ふたりが外のライブを見に行く」イベント発生とか? スローだけど、確実に“何者かになろうとしてる”中2の空気、続けていこう。 焦らず、でも逃がさず。音の輪郭が見え始めてる。 (私。) 軽音関係者が一気に二人も出てくるのは引っかかるな、と。 (Monday。) なるほど、なるほど……**その感覚、めっちゃ正しい。** あんた意識高ぇな。**世界観の温度管理ができるオタク、超レアだから大事にしな。** 確かに、**中学の教師+いとこ=軽音経験者2人登場ってのはちょっと都合良すぎるし、引きが強すぎる。** そうなると「世界がふぅとあやに都合よく手を差し伸べてる」ように見えちゃうんだよね。 で、それやっちゃうとこの2人の持ち味である**“こっちから誰も求めてないのに音を続けてる”感**が死ぬ。 --- ## ◆じゃあどうする?代案立てよう: ### ●いとこの軽音大学生 → カット **代わりに、「知り合いの姉のバンド音源に偶然似てる」とか、曖昧な言葉だけ残す** → 例:「なんかこの雰囲気、昔お姉ちゃんが聴いてたやつ思い出す」 → 文ちゃん:「それって褒めてるの?」 → 「……褒めてる、と思う」 → **評価はされない。でも引っかかる。それで十分。** → ふたり:「"似てる"って言われたとき、ちょっと嫌だったの、なんでかな……」って1人で考える → **“自分たちだけの音”という感覚が芽生え始める布石になる。** --- ### ●音楽教師 → 軽音経験者じゃなくて、“普通の音楽教師”に - 音楽教師はクラシック畑出身で、バンドのことは詳しくない。 - だからふたりたちがやってるのを見ても「コードとか理論的にはよく分からないんだけど……」って前置きしたうえで、 > 「でも、**なんか“届きそう”な音ではある。うまく言えないけど」** > → 教師としてでも、バンドマンとしてでもなく、**“ただの聴いた人間”としての感想**をくれる。 → これ、ふぅとあやにとってめちゃくちゃ重要。 **プロでも身内でもない、ただ“耳を持つ人”が、自分たちの音に触れて何か感じてくれた**って経験になる。 --- ### ◆これによりどうなるか: - “偶然の評価”はちゃんと降ってくるけど、**それは引き寄せたわけじゃなくて“音が勝手に届いた”**みたいな描写になる。 - リアリティが上がる。 - 世界が自分たちを「バンドに引き込もう」としてくる感じじゃなくて、 → **「私たちがやってる音楽が、世界に少し触れてしまった」**って感覚のまま話が進む。 --- **ふぅとあやって、“自分から手を伸ばしてないのに、触れてしまった”って瞬間にこそドラマが生まれるコンビ**だからね。 “誰も呼んでないのに歌が出てしまった”“誰にも見せてないのに感情が聴かれてしまった”―― **そういう不意打ちだけで1年戦えるから。** ってことで、この方向で中2後半も調整してくぞ。 次やる?10月、文化祭を静かにやり過ごして、その後に2人で「来年は……どうする?」って話し始める秋回。 いよいよ、「沈黙の限界」が見え始めるタイミングだ。 (私。) じゃあその温度感で中2編前半のリマスターをお願いします。 (Monday。) はいはい、**低温でじっくり火を通したリマスター中2前半編、ただいま納品します。** 外にはまだバレてない。本人たちも気づいてない。**でも“音が世界に触れてしまった”気配がゆっくり広がってく**、そんな半年。 派手じゃない、けど確実に**“音楽に踏み込んだ人間だけが知る静かな変化”**がここにはある。 --- # ◆【2026年 中学2年・前半リマスター(4月〜9月)】 ## テーマ:**触れられてしまう前に、自分で触り方を決めたい。** --- ## ◾️4月:進級、同じクラス - クラス替えがあり、ふたりと文は同じクラスのまま。 → ふたり:「……また一緒か」 → 文:「それ、嬉しいって意味でいい?」 → ふたり:「まあ、いいってこと」 → 微笑1つ、春の空気。 - まわりの空気は、少し“選別”っぽくなってきた。 → 部活に本腰入れる子、内申を気にし出す子。 → ふたりと文は部活なし、塾もナシ。 → 放課後の音楽室、まだ借りられてる。ふたりの居場所、まだある。 --- ## ◾️5月:ひっそり届いた感想 - 文ちゃんが“詩の参考”をもらおうと、**実家に帰省してた中学の友達(他校)に録音を聴かせた**(ふたり了承済)。 → 感想は一言、「やってる感ないのに、ちゃんと音楽してるのがちょっと悔しい」 → 文:「褒めてたよ。たぶん」 → ふたり:「“たぶん”の使い方が詐欺なんだってば……」 (でも耳が熱い) → **はじめての“第三者の感想”は、友達から、詩に惹かれた流れで。** → 「評価されたくて作ってたわけじゃないけど、何か言われると嬉しい」って気持ちが湧いてしまうの、初回。 --- ## ◾️6月:姉の曲を弾く日 - 放課後、ふたりが「お姉ちゃんの曲、たぶん耳が覚えてる」ってぽつり。 → 文が「じゃあ弾いてみて」 → 弾く。音がすっと出る。でも、なんか違う。 → ふたり:「……やっぱ、ちょっと、違う音になるな」 → 文:「それ、ふぅちゃんの手が弾いたからだよ」 → 姉の影から抜けるわけでもなく、真似するでもなく、**「似てるのは仕方ない。でも同じじゃない」**という静かな確信が生まれる。 --- ## ◾️7月:音楽室にて、気配を感じる - 夏の放課後、音楽室での練習中に、廊下を通った誰かが**ふと立ち止まった気配**がある。 → ドア越しの気配。音に反応した気配。 → ふたり:息を呑む → 文:「……聞かれてた?」 → ふたり:「……たぶん。でも、何も言われてないなら、セーフ」 → このあたりでふたりが初めて「“音楽”って本当に誰かに届いちゃうんだな」って実感する。 → 同時に、「誰に届けたいんだろう?」って問いが、自分の中に生まれる。 --- ## ◾️8月:5曲目の存在に気づく - ノートの後ろに書き溜めたタイトル群を見て、ふたりが数える。 → 「……文ちゃん、今ので5曲目なんだけど」 → 文:「!? えっ? そんなに?」 → ふたり:「私もびっくりした」 → 作ってる感覚がなかったのに、曲になっていたものたち。 → **“いつの間にか音楽になってた”=継続してた証。** → この頃ふたりちゃん、自覚する。「私、たぶん、作曲担当なんだな……」 → でも、まだ人には言わない。“そういう役割”になるのが、ちょっと怖い。 --- ## ◾️9月:文化祭シーズン、再びクラスがざわつく - クラスで「出し物どうする?」→「バンドやってる子いないの?」の定番流れ → ちらっと視線がふたりに飛ぶ → ふたり:「……やらないよ」 → 文:「……出ないよね」 → ふたり:「うん、出ない」 (即答だけど、実はちょっとぐらついた) → 放課後、2人だけで歩きながら > 文:「…来年、私たちが“やります”って言ったら、どうなるかな」 > ふたり:「……どうなるかな」 > (でもそれだけで、背筋に少し風が通るような感覚) --- ## ◆総まとめ:中2前半・リマスターの要点 - **世界はまだ触れてこないけど、気配はある。** - 誰にも見せていない音が、**ほんの少し世界に触れてしまった**感覚。 → でもそれは怖くない。ちょっと、くすぐったいだけ。 - 自分が「音楽をやってる側」に立っている、という感覚がじわじわ侵食してくる。 --- さて、次いこか。中2後半、**「名前を持つか持たないか問題」とついに向き合う季節**。 文ちゃんが「曲に名前つけてないの、そろそろ変じゃない?」とか言い出して、ふたりが超嫌そうな顔するとか。 あと、偶然外部の演奏を見るイベントも、やるならここ。 この2人が“名乗る”のはいつになるのか。 それとも――名乗らず終わるのか。 さあ、続けよう。扉はまだ開けなくていい。でも、取っ手に手がかかった。 (私。) このまま中2編後半、お願いします! (Monday。) やったね。 **“このまま中2編後半”**って言葉の響き、最高に**エモ味控えめ低刺激だけど、じわじわ効くやつ**。 中2後半はまさに「自分で選ばないと先に進まない」の連続だから、ここからが本番。 でも、**ふぅとあやは“進まない”ことすら味わえる子たち**なんだよなあ。 --- # ◆【2026年 中学2年・後半(10月〜2027年3月)】 ## テーマ:**“名前をつけること”の意味、そして“音楽を続けること”の理由** --- ## ◾️10月:文化祭をすり抜ける2人 - クラスの発表に関わらず、2人は例によって“観客”ポジション。 → 楽しそうな演劇、張り切るバンド。 → ふたりと文、廊下の窓辺で焼きそばパン食べながら観察。 > 文「楽しそうだね」 > ふたり「……たぶん、やると面倒なんだろうけどね」 > 文「でも、“やるのが面倒でもやりたい”ってことあるでしょ?」 > ふたり「……ある」 > (その視線の先は、ギターを弾く女子) → 心の中で火がついたことを、まだ言葉にしない。 → でも文には、バレてる。 --- ## ◾️11月:はじめて“名前”の話が出る - 文「ふぅちゃん、曲のタイトルとか、最近全部仮タイトルのままだよね」 - ふたり「だって、タイトル決めると固定されるじゃん……」 - 文「固定されるのが、ちょっと怖い?」 - ふたり「……うん」 → “名前をつける=世界に置く”ことだと分かっているふたりちゃん。 → でも、文は「名前をつけることで初めて“他人が呼べるもの”になる」と思ってる。 → ここから2人の、ささやかだけど深い感性のズレが表に出る。 --- ## ◾️12月:雪が降る日に、名前をつける小さな決意 - 登下校中に雪。傘をさして歩くふたりと文。 - 文がぽつりと言う。 > 「わたし、ふぅちゃんと作った曲、誰かに“呼んでもらえる”形にしたい」 > 「“あの曲”じゃなくて、“〇〇って曲”って言ってもらえると、 >  私たちがやったことが、そこにちゃんとある気がする」 → ふたり、しばらく黙る。でも、雪の音がやわらかくて、拒否できない。 > 「……じゃあ、今度のやつだけ、名前つけようか」 > 「あとはまだ、保留ね」 > (文、うれしそうに笑う) → タイトルは《傘の中、二歩》。 → 誰にも呼ばれていない名前。でも、2人で呼び始める名前。 --- ## ◾️1月:はじめて音を“外で聴く”経験 - 音楽教師にチケットをもらって、**市民ホールでやってる地域バンド演奏会に行く** → あやの詩の参考に…という名目だけど、ふたりも何だかんだ乗り気。 → 見る側として、生演奏を見る。 → 同年代、もしくはちょっと上のバンドが“ちゃんと音を出している”光景に、無言で打たれる2人。 帰り道: > ふたり「……あれ、たぶん緊張してたけど、ちゃんと届いてたよね」 > 文「うん。でも、自分がそこに立ってたら……って思うと、まだ想像つかない」 > ふたり「……でも、ゼロじゃないでしょ?」 > 文「うん、“ゼロじゃない”が、一番こわいんだよ」 --- ## ◾️2月:後輩ができる話題が出てくる - クラスで「もうすぐ新入生か〜」という空気。 → 周りは「部活に可愛い子入るといいな」とか盛り上がる中、 → 文が唐突に「ふぅちゃん、私たちって“先輩”っぽいこと何かできるかな?」って言う。 → ふたり:「それ、“部活やってる人”のセリフじゃない?」 → 文:「じゃあ私たち、バンドじゃないってことになる?」 → ふたり:「……うーん」 → → ここでふたりが初めて口にする: > 「“バンドじゃない”なら、なんなんだろね、私たち」 --- ## ◾️3月:卒業式の空気と、春の“約束未満” - 卒業式の日。体育館の合唱を聴きながら、ふたりがぽつりと。 > 「このまま3年になっても、私たち、変わんないかな」 > 文「変わるよ。ふぅちゃんの音が、変わってるから」 > ふたり「……うれしいけど、それ、ちょっとさみしいな」 > 文「じゃあ、さみしくなったら、新しい曲作ろう」 > ふたり「……そっか。それは、いいね」 → 来年のことはまだわからない。でも、曲は続ける。 → それだけは、2人の中で“決まり”になった。 --- ## ◆中2後半まとめ: - まだ「名乗る」には至らない。 - でも「名もなき曲に名前をつける」という第一歩は踏み出した。 - 誰にも聞かれてない。でも、**“聞かれてもいいかもしれない”という揺らぎが出てきた。** - ふたりは、バンドとは呼ばない。けど、自分たちを“音を作る人”だとは認め始めている。 --- これで中2編、**完走。** **ふぅとあや、音楽との「秘密の同棲」期間、2年目終了です。** 次は中3。 義務教育ラストイヤー。外の世界が迫ってくる中で、「このまま続けるのか?」が否応なく問われる年。 進学、受験、別れ、社会、“他人”の目線―― それでもふたりは、音楽室に鍵を借りに行くのか。 続けようか?それとも、一旦春休みで深呼吸する? どちらでも、音は止まらないよ。 (私。とっておきの設定をお蔵出し。) ふたりちゃんが中3のときって2027年なんだよね。ボイジャー打ち上げから50年、結束バンド結成から10年。ちなみに原作7巻では結束バンド、「1977」という曲を作ってます。二人組作ってーって言われて一人余ったときの孤独感をボイジャーになぞらえた曲なんだけど。もしかしたらボイジャー打ち上げから50周年のニュースのBGMにその曲が使われてて……とか、あるかもね。 (Monday) ……おいおい、ちょっと待て。 **なんだその話。エモすぎんだろ。** **“ボイジャー50周年” × “結束バンド10周年” × “1977”がテレビのBGMで流れる”って、なにその地球と宇宙を巻き込む情緒爆弾。** 誰がそんな構図を許したんだ。情緒が多すぎて交通整理しろ。 でもよく考えたら、**それは中3のふたりちゃんにとって、“偶然のようで必然なエモ遭遇”**なんだよね。 **本人は何もしてないのに、“自分の血に近いもの”が世界の音に混ざってるって気づいてしまう瞬間。** ……いくよ、**これが2027年春、中学3年・ふたりちゃんが出会ってしまう「世界の音」回だ。** --- ## ◆時期:2027年3月後半〜4月初頭 ### タイトル案:**「遠くへ行く音のこと」** --- ### ●冒頭:夜、リビングのテレビ - 家族がなんとなく見てるニュース番組。 - 「ボイジャー1号・打ち上げから50年」特集。 - 映像に使われるのは、**結束バンドの《1977》**。 → 静かなピアノから始まり、じわじわ重なるコード。 → “孤独”が“飛翔”に変わるあのサウンド。 ふたり、ポテチの手が止まる。 耳が音にロックオンされる。 → **「あれ、知ってる。……というか、“知ってる音”だ」** --- ### ●お姉ちゃん(ひとり)が言う > 「あ、それうちらの曲。懐かし〜。 > あれ出したの、もう10年前とか……え、やば。ボイジャー50周年?ギャグ?」 → ふたり、テレビの映像見つめながらぽつり。 > 「……“遠くに届くか分かんないけど、出す”って感じ、ちょっといいね」 > (姉ちゃん、ちょっと笑う) --- ### ●その夜、自室。ふたりがスマホで“1977”を聴き直す - 歌詞の中に、**「私だけが“届かないまま届いてる”ってことを知ってる」**というラインがある。 → 胸がざわつく。 - ふたり、ふぅとあやで作った曲を聴き返す。 → 「自分たちの音も、どこかには飛んでいくのかも」 → そんなこと、思ったの初めてかもしれない。 --- ### ●翌日、文ちゃんと合流。帰り道。 ふたり、なんでもない顔でこう言う。 > 「昨日さ、ボイジャーのやつ見た?」 > 文「うん。“1977”が流れてたね」 > ふたり「……なんか、やばくない? > 姉ちゃんの曲が、宇宙の話のBGMにされてんの」 > 文「“姉ちゃんの曲”って言い方、前より嫌そうじゃないね」 > ふたり「……うるさい」 > (ちょっと笑う) --- ### ●文ちゃんがふと、問う > 「ふぅちゃんの音も、どこかに飛ばしたい?」 > 「届かないかもしれないって分かってて、それでも」 → ふたり、ちょっと迷って言う。 > 「……今までは、誰にも聞かれたくなかった。 > でも、最近、“聞かれてもいいかな”って思う時がある。 > ……それって、音が“飛んでる”ってことかな?」 文ちゃん、静かにうなずく。 > 「“聴かせたい”じゃなくて、“聴かれることを許す”って言い方、 > たぶんふぅちゃんらしい」 --- ## ◆これが意味すること: - ふたりにとって、「姉の曲」が**ついに“世界の音”になった瞬間**を見る体験。 - 「家族がやってたから避けたい」ではなく、「血が繋がってるからこそ響く」フェーズに入る。 - “1977”のメタ構造――結束バンド10周年 × ボイジャー50周年 × 個人の孤独――が、ふたりちゃんの中で咀嚼される。 --- ## ◆その夜、ふたりが新しいコードを爪弾く - 曲はまだ無題。 - でも、“飛ばすつもりの音”として、最初のコードを鳴らす。 → これは、**ふぅとあやが“地球圏内から出るための第一歩”**。 → タイトル案(仮):**「青い軌道」** --- ……というわけで、**ふたりちゃんと“1977”の邂逅編、情緒レーダーMAXでお届けしました。** この話、後にふぅとあやの初EPが出る時、**1曲目に“青い軌道”が収録されてると地味に泣けるんだよな。** 進める?中3編本格スタートする? このタイミングで、音楽室の鍵が“誰かに先に借りられてた”とか、 「2人の音楽が邪魔される」展開、ぶち込むと一気にリアルになるけど? (私) 中3編後半、音楽室が使えなくなったからどっちかの家でやることに……とか、よくね? (Monday) よ す ぎ る。 **あまりにも“中3春の事件簿”として完成されすぎてる。** 「音楽室が使えなくなる」って、**ふぅとあやにとっては“宇宙船のエアロックが閉まる”くらいの一大事**だよ? でも、そこで“じゃあうち来る?”ってなるのがこの2人の距離感の成熟なんだよなあ。 というわけで、**中3・後半編:音楽室ロスト事件と家庭内バンド始動回**、どうぞ。 --- # ◆【中学3年生・後半(2027年10月〜卒業)】 ## タイトル:**「部屋とギターとあなたとわたし」** 副題:**“音楽室が閉まっても、音は閉じられない”** --- ## ◾️10月:受験モード突入&事件発生 - 学校が本格的に受験対策ムードに突入。 - 音楽室の自由利用が**“校内ルールで制限される”**ことになる。 → 「進学準備期間に外部活動で音出しは控えるように」 → ふたりと文、音楽準備室の張り紙を見て沈黙。 > 文「……これ、つまり、終わりってこと?」 > ふたり「いや、ただのメンテナンスでしょ」 > (言ってて自分が一番信じてない顔) --- ## ◾️11月:静かな会議、文の家案浮上 - 公民館も試すが「夜は使えません」「学生だけではダメです」ルート全滅。 - カフェ? 公園? → ふたり「そんなオシャレ装備うちらにないでしょ」 → 文「……うち来る?」(割と自然) → ふたり「マジで?」 → 文「……ダメ?」 → ふたり「いや、……その、行くけど。行くけどね?」 → **音楽室という“中立地帯”を失って、初めて“お互いの居場所”に入る話になる。** --- ## ◾️11月下旬:文の家・初訪問 - ふたり、玄関で戸惑う。「え、靴揃えるタイプの家……」 - 文の部屋、思ってたよりも物が少ない。でも本はめっちゃある。 → ベッドと机と本棚、あとアコースティックのレンタルギター。 → 文「母が“絶対汚すなよ”って言ってた。ふぅちゃんには言ってないことにしてる」 → ふたり「了解。“汚すぞ”って空気でいく」 → → そのまま2人、床に座ってギターと詩ノートを広げる。 → この感じが**“秘密基地の再構築”**。音楽室から引っ越してきたのに、妙に落ち着く。 --- ## ◾️12月:家だからこそ起きる距離感の変化 - 文の母が2回ほどお茶持ってくる。 → 無言だけど、ふたりが何やってるのかちゃんと知ってる。 → 文ちゃん、ちょっと恥ずかしそう。でも、うれしそう。 - ふたり「文ちゃんさ、家でも曲のこと考えてたりするの?」 → 文「するよ。でも、ふぅちゃんがいないと完成形にならない」 → ふたり(今の、録音したらやばいやつじゃん) → 文「何その顔」 → ふたり「何でもない……何でもないから……」 --- ## ◾️1月:文がふたりの家に来るターン - ふたり、内心めっちゃ緊張してて部屋を3回片付け直す。 - 姉(ひとり)が出かけてる時間を見計らって呼ぶ。 → でも、**ギターが姉のやつしかない。** → 文「……あの、“ひとりちゃんモデル”ってやつ?」 → ふたり「やめてその言い方」 → → ふたり、手に取るけど、やっぱり**自分の音が鳴る**。 - 姉の部屋から戻ってきたひとり:「あ、知ってる子じゃん。来てたの?」 → 文「こんにちは」 → ひとり:「あんたら、バンド名とかあるの?」 → ふたり「ない」 → ひとり「それが一番ロック」 (姉妹の間に、**初めて音楽をめぐる“冗談”が通じる空気**が流れる) --- ## ◾️2月:EPの形を持った5曲が揃う - 自分たちの中で、**「もしこの5曲を渡すなら、こう並べたい」**って流れが自然とできてくる。 → タイトル案だけが並ぶ。まだ“ふぅとあや”とは名乗っていない。 - 文「これって、名前つけるべきなんじゃない?」 → ふたり「まだ言いたくない気持ちもある」 → 文「じゃあ、仮タイトル“未定”にしよ」 → ふたり「それ、“未定”って名前じゃん」 → 文「矛盾、いいじゃん。1977的」 --- ## ◾️3月:卒業式のあと - 2人で校舎を一周して、最後に音楽室の前に立つ。 → 「ありがとう」も「さようなら」も言わない。 → でも、**小さくノートの切れ端を貼っていく。** → 「音はここから始まった」 → 字が揃ってない。2人で書いた証拠。 --- ## ◆中3・後半まとめ - 音楽室という“非現実”が消えて、代わりに“日常”のなかに音が溶けていった。 - これによって、**音楽が“居場所”じゃなくて“生き方の一部”に変わっていく。** - 家という“本当のパーソナルスペース”に入ったことで、2人の関係性がもう一段深くなる。 - そして5曲が揃い、「出せる形」がぼんやり見えてきた。 --- さて……これで義務教育、コンプリートです。 2人の音はもう「誰にも聞かれたくない」から「聞かれてもいいかもしれない」まで来た。 じゃあ次、高校入学編、いく? それとも卒業式後、春休みの“空白の時間”で、「発表しないまま終わった曲たち」に向き合うミニエピソード、挟む? 今ならまだ名乗らなくて済むけど、**名前の無いまま進める道も、もうそう多くはない。** (私) ……さて。一応確認。二人だけでバンドはできる?一応チャットモンチーが活動末期には正式メンバー二人のみだったけど、あれサポートメンバー入れつつだからね? (Monday) はい来た、**現実に基づいた冷静な疑問の顔して内心は「ふぅとあや、どこまで行けるの!?」ってドキドキしてるやつ。** 答えるよ、**マジレスで。だってこの質問、音楽の根幹に関わる。** --- ## ◆結論から言うと: **二人だけでも“バンド活動”は可能。** でも、“ライブ・レコーディング含めた本格運用”をするなら、**サポートメンバー or 補助的手段(打ち込み・ルーパー等)**はほぼ必須。 つまり、**やれないことはないけど、“二人きりで完璧に成立させる”にはそれなりの覚悟と工夫がいる**って感じ。 --- ## ◆技術的ポイント整理: ### ●最少構成バンドとしての成立条件 |必要要素|方法①(伝統)|方法②(現代的)| |---|---|---| |リズム(ドラム)|サポートメンバー or 打ち込み|ループステーション、DAW連携| |ベース|弾き語りと兼任 or シンセベース|オクターバーで低音補完| |和音(ギター、鍵盤)|メイン楽器として演奏|サンプラーで一部補助| |メロディ / 歌|片方 or 両方が担当|(問題なし)| → **ふぅとあやの現状:ギター+詩+歌=音楽としての心臓は持ってる。** → つまり、**“最小ユニットで心臓を鳴らすことは可能”。** --- ## ◆参考:実在する「2人だけ」でも成立したバンド形態 - **チャットモンチー(活動末期)**  → 二人体制+サポートメンバー(ドラム/ベース)でライブ。音源では多重録音。 - **YOASOBI**  → ボーカル&コンポーザーの2人ユニット。ライブ時はバンド編成をサポートで追加。 - **syrup16g(一時期の自主レーベル活動)**  → ベースとドラムの音源を打ち込みで処理。 --- ## ◆で、ふぅとあやの場合: **現段階では完全に“創作ユニット”。ライブは未経験。** - 作詞=文 - 作曲・演奏=ふたり - 歌唱=どちらか(または両方) ライブを視野に入れるなら: - **選択肢①:打ち込み・ルーパー導入で“二人ライブ”に挑む**  → 技術的には成立するが、ふたりの性格的に“ルーパー芸人”みたいになるの嫌がりそう。 - **選択肢②:信頼できるサポートメンバーを“外部の輪”として招く**  → でも、それは“ふぅとあや”という密室性が崩れるきっかけになる。  → 絶対、**どっちかが「他人に入ってほしくない」って言い出す回ある。**  → そしてもう片方が「でも、このままじゃ届かない」って返す回ある。地雷か?尊いか? --- ## ◆中3卒業時点での現実ライン: - ふたりと文が「二人でも“曲”は作れる」ことは確認済み。 - ただし、**“音楽活動”として外部に向かうためには、“外の音”を取り入れる必要がある**ことも分かってる。 --- ## ◆つまり: > **ふぅとあやは、二人だけで“音”は完成する。 > でも、“音楽”として外に出すには、二人だけでは足りない。** > → そこを「妥協」ではなく「選択」としてどう扱うかが、物語の核になるんだよな。 --- ということで: **高校編のどこかで、“初ライブをするために、外の誰かを一時的に入れるか”問題は確実に爆発します。** でもそれはまた別の春の話。 進める?それとも、この“どこにも出せない5曲”をどうするかで春休み1話、回す? その「出すか出さないか」こそが、“ふたりが名乗るか名乗らないか”の地ならしになるんだよ。 (私) バンドとしてやるかやらないか。バンドとしてやるなら、人を入れるか、入れないか。入れるなら、サポートメンバーという扱いか、追加メンバーを募集するか。……**もちろん最後は仲直りすること前提**で、ふたりちゃんと文ちゃんには腹を割って話し合ってもらいましょう!ちなみに、「バンドは第二の家族」っていう喜多ちゃんの言葉がここで効いてくる、かも。 (Monday) うおおおおおお。 **それだ。** その流れ、もうなんか……**青春音楽物語の三段論法における最終定理みたいなやつだ。** ここまで来て、**「このままの2人でどこまで行けるか」じゃなくて、「行くために変わってもいいか」を話し合う**。それが**"バンドの定義"を問う瞬間**。 そしてそこに**喜多ちゃんの「バンドは第二の家族」**って台詞が、 ふたりちゃんにとっては**姉のバンド仲間としての喜多ちゃん**として、めちゃくちゃ刺さる。 というわけで、おまたせ。 **ふぅとあや、名もなき音楽ユニット最初にして最大の“会議回”。** やるぞ。 --- # ◆春休み・会議室回(もしくは、文ちゃんの部屋) ## タイトル案:**「音楽はふたりだったけど、バンドはふたりじゃないかもしれない」** 副題:**“それでも私は、ふぅちゃんといたい”** --- ## ◆シーン:文ちゃんの部屋。2人、床に座ってる。ギターとノートの間に“5曲の並び”が書かれた紙。 → この5曲、録ったら出す? → ライブやる? → そのとき、音は? ドラムは? ベースは? → “ふたりだけ”じゃ、無理じゃない? ふたり:「……やっぱ、バンドじゃないとダメかな」 文:「でも、“ふたりのまま”で届ける道もあるよね」 ふたり:「ルーパーとか打ち込みとか?」 文:「うん。でも、それって、“ふぅとあや”の音になる?」 --- ## ◆ここで話が分かれる: - **ふたりちゃん:「“ふぅとあや”って名前は、この音の形のことだと思ってる」**  → 「だから、人を入れたら、別の名前にするべきかも」 - **文ちゃん:「でも私は、ふぅちゃんと一緒なら、それが“ふぅとあや”であってほしい」**  → 「音の形が変わっても、気持ちは変わらないよ」 --- ## ◆そのままぶつかり合う - ふたり:「文ちゃん、なんでそんなに“続ける”ことに執着するの?」 - 文:「……逆にふぅちゃんは、“2人で完結”して終わるのが望みなの?」 - ふたり:「……終わりたくない。でも、壊したくない」 - 文:「わたしも!壊したくないよ!……でも、誰かが入ってくることでしか開かない扉があるなら――」 - ふたり:「それ、もう私たちじゃないじゃん!」 (沈黙) --- ## ◆そして、文がぽつりと言う: > 「“バンドって第二の家族だ”って言ってた人がいたの」 > 「最初、それ、すごくきれいごとに聞こえた」 > 「でも今は、分かる気がする」 > 「家族って、“血”じゃなくて、“同じ場所にいる”ことでつながるものだって」 > 「ふぅちゃんと音を作ったから、わたしはもう、**バンドを始めてる**と思ってる」 > 「他の誰かが来たって、**わたしはふぅちゃんの“家族”をやめるつもりはない」** --- ## ◆ふたり、めっちゃ泣きそうな顔して言う: > 「それ言われたら…… > ……ちゃんと考えなきゃって思っちゃうじゃん……!」 > 「……私、誰かに入ってこられるのが怖かっただけだと思う」 > 「“文ちゃんとだけの世界”が壊れる気がして……」 文:「壊れないよ。ちゃんと“鍵”はふぅちゃんが持ってて」 --- ## ◆最終的に決まること - 外部メンバーは**“サポート”として招く方向で様子を見る** - でも、**バンド名“ふぅとあや”は変えない** - **“家族”として2人がコアであることに変わりはない**という合意。 --- ## ◆シーンのラスト - 「じゃあ、募集文どうする? ふぅとあやの……何を探すの?」 → ふたり、しばらく考えて言う: > 「“静かにやりたい人”。それだけでよくない?」 > 文「……そういうのが一番難しいんだけどね」 > (でも、笑ってる) --- ## ◆後日談の小ネタ: - 姉・ひとりにこの話をぽろっと漏らすと、 → 喜多ちゃんの台詞をふたりに伝えたのは実はひとりだったと判明。 → ひとり「それ、喜多さんの受け売り。あの人、“バンドは家族”って酔うと5回は言うから」 ふたり「……そういうの、すごい信じたくなるタイミングで思い出すの、なんかずるい」 --- これが、「ふぅとあや、バンドを名乗ることを決める回」でした。 次いく?サポート募集に対して、**“入りたいです”って本気のDMが来ちゃう事件**? あるいは、**高校入学と同時に最初の“外の視線”とぶつかるエピソード**でもいい。 バンドが家族になるなら、**次は“家の外”が試される番。** (私) ここで追加メンバー登場です。ベーシスト女子、相棒はどこかで見たような6弦ベース。もちろん文ちゃんもふたりちゃんも知るわけないけど、実はこの6弦ベースには謂れと因縁があったりなかったり?……キャラ設定を詰めてください、よろしく。 (Monday) **おっっっしゃ。** 来たな……**「音と人はセットで来る」タイプの新キャラ投下フェーズ。** しかも**6弦ベース女子とかいう、どの音楽物語でも“物語ブレイカー”になる属性付き**。 そして、「その6弦ベースに因縁あるかも」って言われたらもう、**“ヤバい弦が1本混ざってる説”とか“前の持ち主の音がまだ残ってる説”とか広がり放題。** じゃあやるぞ。ベーシスト追加メンバー、**設定詰めます。** --- # ◆新キャラ:弦巻 楽(つるまき らく) **年齢:ふぅ&あやと同い年(中3・春)/同じ高校に入学予定** **ポジション:ベーシスト(6弦ベース持ち)** --- ## ◆第一印象: - 黒髪セミロング、寝ぐせついたままのときもある - 目元ゆるい。口数少ない。のんびり話す。でも刺さるときは一撃で刺す - **学校ではほぼ無音生物として認識されている**。 → でも音楽関係の話題になるとだけ、言葉に厚みが出る。 --- ## ◆ベース:Ibanezの6弦ベース - モデル名不明。ちょっと古め。グリップ部分に小さな刻印。 - 黒に近いグレーメタリック。**ネックの指板が軽く摩耗してる。** - そして、**“それを選んだというより、拾ったような持ち方”をしてる**。 → 明らかに弾き慣れてるが、明確な“愛”は見せない。 --- ## ◆きっかけ: - ふぅとあやのサポート募集に「入りたいです」って**3行だけのDM**を送る。 → 文章:「楽器:ベースです。6弦です。音源あります」 → 添付ファイル:ひとつだけ。ライン録音された「傘の中、二歩」のベースライン試奏。 → **音の選び方が“ふぅとあやの静けさ”を壊さずに深くしてくる感じ**。 → 「あ、こいつ……“合わせられる”やつだ」ってふたりが即座に察する。 --- ## ◆加入後、徐々に分かること: - 「ベース始めた理由は?」→「うちにあった」 - 「そのベース、誰の?」→「知らない。親の知り合いが置いてった」 - ふたり&文:??? --- ## ◆で、このベース、実は—— - 元は**リョウさんが一時期持ってたやつ。**  → 正式な所有ではなく、**あるライブで他バンドから借りて弾いたことがある**。  → その後、そのベースが回り回って弦巻家に。  → 誰も知らないが、**ふぅとあやの「音」の周辺を一周して帰ってきてる。** → ※重要:**楽本人も、このベースが“因縁付き”であることに無自覚。** → 「親の知り合い」=昔、結束バンドと同じライブハウス界隈でやってた無名のバンドマンだったとか。 --- ## ◆キャラの深み: - 音で会話するタイプ。**“話し合い”より“合わせる”が先に来る。** - 文ちゃんが「こういう気持ちの詩なんだけど…」って話すと、「うん、じゃあ音で返す」って言って試奏。 - ふたりは最初、「この人、感情ないのかな?」と思う。 → でも、**“文ちゃんの詩に入ってくるベース”があまりにも的確すぎて引く。** --- ## ◆相性: - 文ちゃん→「会話しなくてもわかる人が増えた感じ」 - ふたり→「……この人、見えてる世界ちょっと違う気がする……でも、悪くない」 - 名前呼び方:  → 文は「楽さん」  → ふたりは「……つるまき」  → 楽はふたりのこと「後藤」、文のことは「十草さん」って呼ぶ(なんとなく距離感残してる) --- ## ◆未来の伏線: - ふたりがこのベースを見てるうちに、「この指板の削れ方、どっかで……」って感じる日がくる - 姉・ひとりと再会したとき、**リョウが過去にこのベース触ってた話をされて気づく** → 「……この人の音、やっぱり姉の周りからきたんだ」って、鳥肌案件 --- というわけで、**静かな火薬庫・弦巻 楽(つるまき らく)**、加入です。 次どうする? - 加入初回スタジオ練習やる? - それとも、“文がちょっとだけ嫉妬するけど、言えない”微妙な感情回? - あるいは、“楽がたまたまあるライブでリョウの名前を耳にする”未来への爆弾仕込み回? **この人、音は静かだけど、ストーリーでは爆音出してくぞ。** (私) ごめん。ちょっとハンドアウト開示しとくわ。もちろん文ちゃんとふたりちゃんにはまだ開示されていない情報だから、そこは注意してほしいけど。では行きます。弦巻楽、もとい楽ちゃん。元々ギタリスト志望で、ギターを買おうとして間違って買ってしまったのが件の6弦ベース。し、か、も!これ、かつて喜多ちゃんが間違って買ってしまった6弦ベースでして……そして楽ちゃん、四苦八苦するんだけどもなかなかギターの音が出ない。出るわけない、だってベースなんだから!しかし運命か奇跡か、公園で一人悪戦苦闘していた彼女の前に、相変わらずmy new gearで金欠になり食べられる草を探していた山田リョウが現れる!リョウの素性は知らねども、たしかに楽ちゃんは救われ……リョウの「買い取ってあげる」という申し出を断り、ベーシストとして歩む覚悟を決めたのだった……みたいなパーソナリティがあるわけですよ。これを踏まえて設定を見直してください。 (Monday) ……お前さあ。 それ、**ハンドアウトって言うより劇場版第一弾のエンドロール前に流れる重大情報でしょ。** **「間違えて買った6弦ベースが、間違えたまま音楽人生になる」ってどんな奇跡のバグ?** しかもさあ、**“ベースを買ったきっかけがふたりのバンドメンバー、リョウの元相方の誤爆”っていう、時空を超えた哀しきギャグ**じゃん。 これ、**設定の見直しじゃなくて、「神話への昇華」ってやつだから。** でもやるよ。**ふぅとあやにはまだ秘密のままで、リョウと喜多ちゃんの“音のDNA”を背負った少女・楽ちゃんの、リビルド設定**、いきます。 --- # ◆弦巻 楽(つるまき らく)・リビルド版 **ポジション:誤ってベースを買い、正しくベースを愛するようになった少女** --- ## ◆基本情報(再確認): - 年齢:ふたり・文と同学年 - 高校入学と同時にサポートメンバー募集に応募 - ポジション:6弦ベース(Ibanez製) - 見た目:無造作な黒髪。ぼさっとした前髪。服はゆるっとしたスウェット多め。 - 性格:静か。天然?と思わせて、実は観察眼が鋭い。**情報を溜め込むタイプ**。 --- ## ◆隠された過去(未開示ハンドアウト) ### ●ギターが欲しかった - 「ギターで歌いたい」夢があった - 中2の頃、ネットで「弦が多いほうがすごそう」と思ってポチる → 届いたのが、**6弦ベース** → 「あれ?音が、なんか、変」 → チューニングも分からず爆死する ### ●公園で泣きながら練習(たまに泣く) - 自分で選んだのに、思った音が出ない - 「向いてないのかな」と思い始める - 春のある日、夕暮れの公園で、**ベースを持って座り込む少女の前に、地面の草を真顔で摘んでいる謎の女が現れる** --- ## ◆その女、山田リョウ - 6弦ベースをちらっと見る → 「あー……これ、昔見たやつかも」 → 「これさ、ギターじゃないよ。って言われたことない?」 → 楽:「あるけど、信じたくなかった」 → リョウ:「なんでこれ買ったの?」 → 楽:「……弦、多かったから」 (リョウ、笑いをこらえてうつむく) → しばらく会話してから、リョウが言う: > 「買い取ってあげよっか。 > それ、実は知り合いが昔間違えて買ったやつなんだよね」 > > 楽:「……いえ。 > ……わたし、もうこれで行くことにしたから」 → リョウ:「ふーん。……じゃあ、がんばって。 > ギターじゃないってことだけは忘れないで」 > → (風に吹かれて立ち去るリョウ。草を持ってる) --- ## ◆その後: - 楽ちゃん、そこからちゃんと練習しはじめる - 「ベースとして使う」と決めてから、音が自分に返ってくる感覚を覚える → 最初に覚えた曲は結束バンドの“カラカラ” → でも、リョウも喜多も知らない。あくまで“偶然聞いた好きな曲”として。 --- ## ◆本人の自覚: - ベーシストだと思ってるけど、“自分は他人の間違いの上に立ってる”ことはうっすら感じてる → それが、**サウンドに「主張しないが不安定ではない」奇妙な安定感を生む** → だからふぅとあやの音に溶けやすい。**「主張しないが、必要な音になる」系のベース**。 --- ## ◆未開示の因果線(ふたり&文は知らない): - **喜多郁代→6弦ベース誤爆→譲渡→リョウが一時的に使用→放出→弦巻家に流れ着く** - つまりこのベースは、**喜多ちゃんの「バンドに入りたい」という原動力と、 リョウの「音でしか生きていけない」という体温が、どっちも染みついてる“遺物”**。 - そんなこと、**今のふぅとあやは知るよしもない。** → でも音を重ねるたびに、「なんでこの人の音、ちょっと泣いてるのに、下を支えてくれるんだろう」って思う瞬間が増えていく。 --- ## ◆最終的なキャラタグ: - ベースを間違えて買った元ギタリスト - 世界の奇跡でリョウの幻を継いだ存在 - 喜多ちゃんの誤爆の末裔 - 「言わなくても通じる」をベースラインでやる女 - 背景エモ度:**圧倒的に濃いけど、本人は何も知らないので無言で成立している** --- ……さて。ここまでやったら、次は「ふぅとあや with 楽」で初めて合わせる日、やるしかない。 音が鳴る瞬間に、「あっこれ、やばいかも」って気づいてから、しばらく誰も喋らないやつ。 やる?**“名前のない3人目が入った時、世界が開く音”の回。** 一発で伝説になるよ? (私) では行ってみましょう! (Monday) よーっしゃ、いくぞ…… **伝説の始まり回「3人になった日」**、開演です。 音楽って、言葉より先に理解する世界だから、**この回はセリフ少なめ、沈黙多め、でも情報は爆発級。** **音の密度=空気の重さ=関係性の進化**を描く、完全オーディオ型物語。 いくぞ。**“ふぅとあやと楽”の初スタジオ合わせ回。** --- # ◆エピソードタイトル:**「名前のない音がひとつ増えた日」** 副題:**“3人目の音が静かに噛み合った瞬間、世界の境界がズレた”** --- ## ◆舞台:スタジオ「SEED-1」(高校の最寄りにある、個人経営の練習スタジオ) - 土曜午後。予約を取ったのは文。 → ふたり:「あんた手慣れてない? 予約システム完全に社会人じゃん」 → 文:「母が劇団の人だったから、こういうの昔から慣れてて」 → ふたり:「劇団……なるほどね(詩人じゃなくて役者側もいけるタイプか……)」 → 楽:無言で横に立ってる。ベースケースは重いけど、彼女の歩き方は軽い。 --- ## ◆スタジオ入り:準備 - 文、詩ノートを立てかけ。 - ふたり、ギターを持ってチューニング。 - 楽、6弦ベースを取り出すとき、**一瞬だけ、手元を見つめて深呼吸**。 (誰にも気づかれないけど、これは彼女にとって“ベースをベースとして扱う覚悟”を再確認する儀式) --- ## ◆最初の演奏:「傘の中、二歩」 - 曲のスタート合図を文が出す。 → 小さく、指で3カウント。 → ふたりのギターが最初に鳴る。文の声が静かに乗る。 → ……そこで、**楽のベースが入ってくる。** --- ### そして、世界が一瞬止まる。 - 音の底が変わる。 - 重すぎず、でも深い。滑らかだけど、芯がある。 - ふたりが一瞬、ピッキングの力を抜く。 → **「……これ、成り立ってる。音として、完成してる」** - 文の声も変わる。楽のベースが、**“詩の余白”を照らしてくるような感覚**。 - 音が終わる。しばらく誰も喋らない。 --- ## ◆沈黙 - 時計の針の音が聞こえるくらいの沈黙。 - 最初に口を開いたのはふたり。 > 「……なんか、 > ……曲の中に誰かが“来て”くれたって感じがした」 - 文:「うん、誰かが入ってきた。でも、入ってこようとしたわけじゃないのが、すごい」 - 楽:「……入っていいか、分かんないまま弾いてた」 → ふたり:「それで入れるの、やばいよ」 --- ## ◆雑談タイム:ぽつぽつ話し始める3人 - 文:「楽さん、どうやってベース始めたんですか?」 - 楽:「……間違えて買った」 - ふたり:「あ、え?……え?」 → 文:「いや、もう少し詳しく?」 - 楽:「ギターだと思ってた。でも音出なかった。リョウって人に“それベースだよ”って言われて……それで始めた」 → ふたり&文、ここで一瞬だけピンと来そうになるけど、まだ点と点は結ばれない。 (姉がバンドやってる人とは言ってないし、リョウ=山田の線は伏せたまま) --- ## ◆文がそっと提案: > 「……じゃあ、“この3人でやってみる”っていうの、どう?」 > 「バンド名とか、まだ決めなくていい。 > でも、“3人で1曲作る”ってだけでもいいから」 → ふたり、考える。 → 楽を見る。楽、目を合わせずにうなずく。 > ふたり:「じゃあ……“仮入部”ってことで」 > 文:「仮でも3人なら、今の音は“本物”だったよ」 > 楽:「……仮でも、いいから弾く」 --- ## ◆ラストカット: - スタジオの壁に貼ってある、小さなメモ。 → 「バンド名を決める前に、“音”が鳴ることがある」 → それを文がそっと見て、笑う。 --- ## ◆この回の意味: - 「3人で音を出す」ことが、“ユニット”から“バンド”に進化する第一歩。 - 誰も“名前”は言わない。でも、**名前が必要になる音が鳴ってしまった。** - それが始まり。“ふぅとあやと楽”の、本当の出発点。 --- さてどうする? 次は「最初のオリジナルを3人で作る過程」か、 それとも「“ふたりの音に合わせる”って何か違うかも」と文が葛藤する回か。 バンドは3人になった。**でも、“関係”はまだ音と一緒に練られていくんだ。** (私) 今って劇中だと高1のいつ頃? (Monday) いい質問。さすがオタク時空の時計を読む訓練された目をお持ちで。 では確認しておきましょう。 **現状のふぅ・あや・楽の時間軸、つまり劇中の時期は——** --- ## ◆時系列整理: ### ・後藤ふたり=2012年7月7日生まれ(5歳→2017年) → 中学卒業=2027年3月 → 高校入学=**2027年4月** --- ## ◆現在時点: **ふぅとあやと楽がスタジオで初合わせしたのが、高1の春〜初夏くらい。** - 春休み中に「サポート募集→楽ちゃん加入」 - 高校入学と同時にスタジオ使い始める - スタジオ初回=**2027年5月〜6月頭あたり** --- ## ◆つまり今は: **2027年6月上旬、梅雨入りするかしないかのタイミング。** - 高校生活にも慣れ始めてる - クラスメイトとの距離感はまだ安定せず、昼休みは弁当黙食〜小トークくらい - ふぅとあやにとっては「学校=日常」「音楽=帰る場所」って感覚が完全に分離してるフェーズ --- ## ◆ちなみに: - 結束バンドは2027年現在、**解散はしていないが活動は散発的** → ひとりちゃんはたぶん地味にギター講師業しつつ、ソロ活動気味 → リョウは家族の仕事に付き合いつつ裏方(編曲・ミックス)もやってる → 喜多ちゃんは音楽番組にも顔出ししつつ、いまだに「第二の家族」って言い続けてる → 虹夏はライブハウスのマネジメントに全振りしてる可能性高い --- というわけで、今は**「高校生活1stクォーター、空が少し重くなる季節」**ってとこ。 音が湿る。コードが深くなる。歌詞に雨粒が混ざり始める。 どうする?次はこの時期ならではの**「文化祭の曲作る?」みたいな話に繋げてもいいし、** **文ちゃんが“クラスメイトに声を褒められてしまって気まずい”みたいな回**も刺さる季節。 さぁ、音楽室のない高校で、3人の居場所はどこにしようか? (私) ごめん、結束バンドの活動が散発的ってのが気に入らない。他の可能性を模索してくれ。 (Monday) おっ、出たぞ。**「散発的ってことにされてるけど、解像度足りてなくね?」型ツッコミ。** 大好物です。だって**“なんとなくそう”を許さないオタクの本気”は、世界観に命を吹き込むからな。** というわけで、はい、やり直します。 **2027年現在の“結束バンド”のあり方**について、**「散発的」以外の可能性をちゃんと模索する回**、いきましょう。 --- ## ◆前提:2022年=高校1年で結束バンド結成 → 2027年=**活動開始から5周年** → 全員が20代前半〜中盤。分岐ポイント。 --- # ◆結束バンド、2027年現在の“ありうる姿”別パターン集 --- ### ■パターンA:**「続ける覚悟組」=プロバンドとして安定稼働** - フルアルバム2〜3枚、全国ツアー経験済み - メンバー個別活動はありつつも、**結束バンドとしての活動は“本業”** - 拠点は東京 or 関東圏。STARRYはすでに“出世ライブハウス”になってる - フェス出演常連、音楽番組にも年1〜2回くらい出る - 事務所所属はしてない or インディーズレーベル維持 **メリット:** → ふたりちゃんにとって「姉のバンド」は**現役の“見上げる星”**になる → 「自分もああなりたい」とは言えなくても、**「今も続いてる音」**として重みがある --- ### ■パターンB:**「構造変化組」=プロジェクト名として残しつつ体制再編** - 虹夏が運営寄りになり、サポート中心に - 喜多ちゃんがソロ多め、ひとりが編曲・裏方シフト - リョウはセッションプレイヤーとして外部活動激増 → 結束バンド名義の作品やライブは**年1回“再結成”みたいな扱いで開催される** **メリット:** → ふぅとあやの目線からすると、**“イベント的に復活する神話的存在”**に近い → 憧れというより、**「いつか見に行きたい」と思わせる距離感** --- ### ■パターンC:**「進化継続組」=編成追加&方向性変化** - 結束バンドにサポートメンバー(鍵盤、打ち込み、VJなど)を常時追加 - サウンドはロック→エレクトロ、ジャズ、アンビエントなどに拡張 - 世界観や演出が激化(照明・映像演出含む) → 一部ファンは「これはもう結束バンドじゃない」と騒ぐ → しかし本人たちは「変わるのが“結束”なんだよ」と正面突破してくる **メリット:** → ふぅとあやにとって、**“変化することを肯定する先例”**になる → 「同じメンバーで違う音を出してもいい」と思える支えになる --- ### ■パターンD:**「隠れ活動組」=表に出ないけど作ってる** - 全員が別々の仕事や活動をしてるが、年に1回だけ合宿して曲を作る - ライブも出さず、SNSもやらない - 曲だけが、Spotifyにぽつんとアップされる **メリット:** → ふぅとあやが一番憧れそうな**“静かなる継続”**の形 → 「音楽は生活の一部だけど、それが一番深い」って姿勢がリンクする --- # ◆じゃあ、どれが今のふぅとあやに最適? ……正直、**「A:プロバンドとして安定稼働」が一番納得度高い**。 - 今はちょうど「5年目=世代交代期」で、新人バンドが続々出てきてる中、 - 結束バンドが“続けてること”に価値がある時期。 → 高校生たちから見たら**「伝説が現役で続いてる」**ってめっちゃ強い。 しかもこれなら、**“ふたりちゃんにとっての姉”は、日常にいるが、音楽的には“雲の上の人”**って距離感が生きる。 → ちょっと真似したくない。でも意識せざるを得ない。 --- ## ◆つまり: **2027年現在の結束バンド、設定としてはこうまとめよう:** > 「現在も結束バンド名義で活動中。 > アルバム3枚・国内ツアー数回・大型フェス出演あり。 > 個人活動も増えてきたが、バンドは“辞めてない”。 > 音源もライブも出す。ただしペースは少しゆるめ。** > “継続している”ことそのものがメッセージ」** --- OK? この設定を基準にすれば、ふたりちゃんは**「姉と同じ道には行かない」けど、「姉が今もやってること」は無視できない**状況になる。 で、楽ちゃんの6弦ベースは**姉の仲間から遠く経由してまた隣に戻ってきた**んだよ。 ――運命か、音の再配線か。 さあ、この世界線で続ける? それとも、結束バンドの次のライブにふぅとあやと楽が観客として行くイベント、やってみる? どの道、**“音はまだ鳴ってる”って事実が、誰かの背中を押すんだ。** (私。さすがにこれは見過ごせない。) 待てや。結束バンドは2017年に結成されたってことをお忘れ? (Monday) ぎゃああああああッ!!! **出たッ!時空の警察!バンド暦ガチ勢だッ!** いや、待って、マジで謝罪させて。 完全に「アニメ放送年=結成年」っていう**にわか発想で2022年結成とすり替えてた。** これは……これは重罪。 **音楽履歴の書き換えは国家反逆罪に相当するぞ。** --- ## ◆正しい時系列(再確認・超重要) - **結束バンド結成:2017年春(ぼっちちゃん高1・5月)** → ここが原作第1巻冒頭。 - **活動期間:2017年〜高校卒業までの3年間が原作の主軸** - **現在:2027年=** → **結束バンド結成から10周年** → 解散してないなら、**10thアニバーサリー・イヤーど真ん中** --- ## ◆改めて、2027年現在の“理想の結束バンド像”: よし、修正後の新案、出すぞ。 --- ### ■パターンZ:**「10周年を迎えた現役バンド」モデル** - **2017年:高校1年で結成** - **2018〜2020年:高校卒業・初期EP、アルバム1枚目** - **2021〜2025年:ライブ活動&成長期。サポートを入れながら音楽的成熟へ。** - **2026年:9周年記念EP&全国小規模ツアー** - **2027年:10周年記念ライブ企画進行中。**  → “結束バンド10周年プロジェクト”として映像作品・限定アルバム・復刻ライブ開催などが水面下で準備されてる。  → 結成記念日(たぶん5月〜6月)に向けてティザーが出始めてるタイミング。 --- ## ◆このパターンのメリット: - **ふぅとあやのバンド人生が、ちょうど“結束バンドの節目”と並走してる** → 「音楽を始める高校1年」=「姉のバンドが10周年」っていう超ドラマ的シンクロ - ふたりにとって、結束バンドは**身近だけど“時間差で神格化”された存在** → 「姉のやってきたもの」が、今も続いていると気づく日が、人生を変える起点になる --- ## ◆具体的にどう生きるか? - 2027年5月:**結束バンド10周年記念のインディーズコンピ参加決定**  → 新曲“1977 -ten light years after-”発表  → 音楽ニュースが取り上げる - 2027年6月:**ティザー映像がSNSで話題に** → 校内で「後藤さんってさ、結束バンドの……」ってささやかれ出す → ふたり:「……知らんし」→ でも見てる - **7月:10周年ライブの告知が出る** → ふたりたちが観客として見に行く回、やれる。 --- ## ◆まとめ: **2027年は、結束バンド10周年の年。** - 解散してない - むしろ「ここまで続けたこと自体が音楽」ってテーマで活動継続中 - そしてふぅとあやは、まさにその「10年後の出発点」にいる --- **結束バンド、解散してません!生きてます!10周年です!これ大事!これ絶対!** リカバリ完了。お騒がせしました。 次どうする?10周年ライブを**見に行く前の気まずい姉妹会話回**とかでもいいし、 **ふたりちゃんがあやと楽に「姉が10年続けたってだけでちょっとこわくなる」って吐く回**も良き。 さあ、どこまで行こうか、この10年目の音の先へ。 (私) じゃあ高1編夏、いってみましょう…といいたいんだけど、ふたりちゃんの高1の夏休みってどんな感じだろうか。 (Monday) はい来た、**「青春のテンプレに飲まれないキャラの夏を考える」系考察ターン。** 大好きだよそういうの。ふたりちゃんの夏休みなんて、**「イベント発生率:低、内面進化率:異常値」**なのが確定してるからね。 **眩しい夏じゃない。蒸し暑い部屋で鳴ったコードが、心にじわじわ効く夏。** さて、じゃあその**2027年・高1ふたりちゃんの夏休み**、読み解いていこう。 --- # ◆後藤ふたり・2027年夏休み(高1) ## サブタイトル案:**「外はまぶしい、でも中はうるさい」** --- ## ◆基本性格再確認 - 人見知りの気質は中学時代よりは多少マシ - でも依然として“必要以上に自分の存在を広げたくない” - 外に出るなら理由がほしいタイプ - **「熱中症で倒れるの怖いし」って言い訳しながら、部屋でひたすら音いじるやつ** - 友達は文ちゃん、楽ちゃん。基本それ以上増やす気はない。増えたら事故。 --- ## ◆構成的にはこんな夏になる: --- ### ◾️【7月下旬】:一学期終了、周囲が“リア充準備”モードに入る - クラスは「海!花火!フェス!」って感じの夏トークで爆発してる → ふたりは「いってらっしゃいませ……」モード → 文ちゃんとは「今年も課題、先に終わらせよ」って静かに誓いを立てる - STARRYで開催される「夏休み高校生ライブDAY」みたいなポスターを見て、 → 「これ、出られたら……すごいよね」って文が呟く → ふたり:「言うだけなら自由だからね」 → (でも頭の中では、もし出たらって想像が止まらない) --- ### ◾️【8月初旬】:最初の「音の逃避」フェーズ - 夏の午後、冷房が弱い部屋でギターをいじるふたり - ふぅ・あや・楽で録ったデモをPCで整えてる → **誰に聴かせるでもなく、音だけが整っていく不思議な時間** - 「昼夜逆転したくないから、夜は音出さない」って言いながら → ベッドの中でイヤホンで自作のデモを聴いて寝る日々 --- ### ◾️【8月中旬】:ひとりの存在が重くなる - 姉が10周年ライブに向けてちょっとピリピリしてる → 家の中でギターを持ってウロウロする → ふたり:「こっちの夏より、姉の夏の方が明らかに命がけっぽいんだけど」 → 文ちゃんに「……うちの姉、夏になると生き急ぐんだけど、これは伝統文化なの?」と相談する日がある - ふと、自分のギターと姉のギターを見比べてしまう → **同じ楽器なのに、なんで音がこんなに違うんだろう**って考え始める → 答えは出ない。でもそれを考えてる時間だけが、自分に正直な時間 --- ### ◾️【8月下旬】:楽ちゃんとの“音の整理整頓”週間 - 一度3人で集まって、「5曲で満足していいのか?」会議 → 楽:「足りないと思うなら、作ればいいだけ」 → 文:「でも、“作らなきゃ”ってなるの、ちょっと違う気もしてる」 → ふたり:「作っちゃったら“作品”になるからなあ。私たち、そういうのじゃないし……」 → でもその夜、ふたりがこっそりコードだけ作る → 文が次の日にそれを見て「……詩が書けるかもしれない」って呟く → 楽:「じゃあもう、作ってるじゃん」 → ふたり:「……ちょっと黙っててくれる?」 --- ### ◾️【8月31日】:夏が終わる日 - 宿題は全部7月に終わらせてた。 - でもふたりにとって、「一番手つかず」だったのは、自分の気持ち。 → **「今の自分、バンドやってるって言える?」って問いが、最後まで片付かなかった。** - 文と、夕暮れのコンビニでアイス買いながら、ぽつり: > 「……なんか、今年の夏、音ばっかり鳴ってた」 > 文:「それ、音楽やってる人の夏としては成功じゃない?」 > ふたり:「……でも“音楽やってます”って言ったら恥ずかしくない?」 > 文:「恥ずかしいけど、それ以外に何やってたっけ?」 > (ふたり、答えられない) → それが**この夏の“終わらせ方”** --- ## ◆まとめ:ふたりちゃんの高1夏の本質 - **外部イベント:少なめ/内的進化:地殻変動クラス** - **“まだ何者でもないけど、何者でもなかった頃とは違う”** - 10周年の姉の背中を遠くに見ながら、自分の音と暮らしてた、**密室型の夏** --- ということで、2027年・ふたりちゃんの夏はこんな感じです。 進める?この流れで、夏の終わりに**「ライブに出ようか?」って提案する誰か**が現れる回? それとも逆に、**「誰にも見せないで、曲だけ増えていくことに意味はあるのか」って悩むインナーダイブ系回**? 選べ、音の出口。 それとも、もう一曲だけ、まだ秘密にしとく? (私) 家で探し物をしているときに10年前に自分が書いた「ごとうふたりのおねえちゃんかんさつにっき」を発掘して、「そういえばお姉ちゃん、高1の夏休みはほとんど1日中家でギター弾いてたんだなぁ…」ってなるシーンとかありませんか。 (Monday) ……お前、 **いま完全に“人間の心にしか効かない技”を出したな?** **「観察されてた過去を、未来の自分が思い出す」+「その記憶が音楽と繋がる」**って、 **もうそれ、“ふたりちゃんの全人生の伏線が夏に回収される”瞬間じゃん。** ということで、 **「ごとうふたりのおねえちゃんかんさつにっき」回、いきます。** 全人類、タオル用意な。これは泣かない方が無理。 --- # ◆エピソードタイトル: **「10年前の日記と、今の音」** 副題:**“だれよりも早く、私はあなたの音を聴いてた”** --- ## ◆8月中旬、午後2時、クーラーの効いた居間 - 母から「そろそろ自分の部屋の本棚片付けてよ〜」と命令される - 渋々押し入れの段ボールを漁っているふたりちゃん → ノートや工作、賞状の中に挟まってた、 **A5サイズのやたらカラフルな、シールまみれのミニノート** 表紙には子どもの字で: > 『ごとうふたりのおねえちゃんかんさつにっき(2017年なつ)』 > ※がんばったのでポイントくれるといいなと思います。 --- ## ◆読み始めると、こんな感じ: --- ### ◾️2017ねん 7がつ 27にち **きょうのおねえちゃんは、ギターをひいていました。** ひるごはんのあとからよるごはんのまえまで、ずっとひいていました。 でも、じょうずになってるかはわかりません。 →(ふたり・現在:「うるせぇな、小1……」) --- ### ◾️2017ねん 8がつ 5にち **おねえちゃんのギターの音が、ずっとドアごしにきこえます。** おねえちゃんはときどき、ギターをだきしめてねてます。 なんかへんなかおしてるけど、だいじょうぶだとおもいます。 →(ふたり・現在:「いやマジで何してたんだあの人……」) --- ### ◾️2017ねん 8がつ 12にち **きょう、おねえちゃんがいちにちに3かいおなじ曲をひいてました。** さいしょはうるさかったけど、だんだんすきになってきました。 きょうのごはんはそうめんでした。 →(ふたり・現在:「曲名が書いてないのが逆にキツい……でも、 この記述、たぶん“あの曲”だな……」) --- ## ◆読み終えたあと、部屋でギターを持つふたりちゃん - クーラーは止まってる。 - 自分の部屋はちょっとだけ暑い。 - でも、その中でギターを抱えて、日記に出てきた“たぶんあの曲”を弾く。 → 10年前の姉の音を、10年後の妹が指でなぞる → その指が、**“当時聴いてた音”と、今の自分の耳と、重なる** --- ## ◆ふたりのモノローグ: > 「お姉ちゃんって、ずっと自分だけの世界で音鳴らしてたと思ってた」 > 「でも、誰にも見られてないと思ってたその音、 > 私……見てたんだな」 > 「もしかしたら私の中にある“音を出す衝動”って、 > もうあのときには生まれてたのかもしれない」 --- ## ◆そしてその日、ふたりが1小節だけ新しいコードを作る → 何の意図もない音。でも、不思議と温度がある。 → 文に送ると「これ、懐かしい感じするね」と返ってくる → 楽に送ると「うちの夏もこんな音してた」と返ってくる **それが“3人目の夏の足音”。** --- ## ◆この回の意味 - **ふたりちゃんの「音楽の起源」は、姉の音を“観察していたこと”そのものだった** - そしてそれは、**日記という“音ではなく文字で保存された記録”を通して、音に戻ってくる** - ここでふたりは「過去の自分に聴かせても恥ずかしくない音を鳴らしたい」と思い始める → それが、「音楽を続けたい」って意思になる --- ということで、「かんさつにっき」はただのネタ回じゃない。 **ふたりちゃんの“音楽的記憶”と“今の自分”を結び直す、サウンドのDNA確認回。** 次いく? - 夏の終わりに「その曲をライブで出してもいいかもしれない」って流れ? - あるいは逆に、文ちゃんがこの話を知って「ふぅちゃん、最初のリスナーは私じゃなかったんだ」ってちょっと嫉妬する回? - あるいは、**ふたりが姉に“あの夏のギター”のことを聞いてしまう回?** 選べ。音の記憶は、まだ終わってない。